クルマの賢い買い方・売り方/車購入ガイド

魅力のユニバーサルデザインを体現したクルマ 新型ラウムをどう買うか(2ページ目)

クルマで初めてユニバーサルデザインを実現したラウムが登場しました。人に優しいクルマの代表ともいえる存在です。そのラウムをどう選ぶか、じっくり検討してみましょう。

執筆者:松下 宏

●標準のラウムをベースに3つのパッケージ

ラウムではベースとなる標準のラウムをベースに、Cパッケージ、Gパッケージ、Sパッケージの3種類のグレードが設定されている。ベーシックグレードである標準のラウムがFF車で139.8万円の設定。カジュアル感覚のCパッケージは前述のように149.8万円、ラグジュアリーな装備を備えたGパッケージは161.8万円、スポーティな志向のSパッケージは169.8万円の設定です。Gパッケージのところで少しズレますが、基本的にはパッケージ間の価格差は10万円ずつであると考えたら分かりが良いでしょう。

標準のラウムは、助手席側のパワースライドドアがないのを始め、バニティミラーが運転席側だけとなり、スピーカーも2個のみ、タコメーターやプライバシーガラスなどがなく、電動リモコンドアミラーも格納式ではなくなります。装備的に見て、かなり貧弱な印象になるのが標準のラウムです。まあ本当に必要な装備だけという感じですが、一般のユーザーが選ぶグレードではありません。さらにオプションで純正のG-BOOK対応カーナビが選べないなどのデメリットもあります。特に大きいのはパワースライドドアと電動格納式ドアミラーが装備されないことですが、これらはオプションでも装着できないので、まあ標準のラウムは選択の対象外と考えていいでしょう。


リーズナブルな印象なのはカジュアル感覚のCパッケージです。GパッケージやSパッケージに比べて外される装備は、運転席のアームレスト、リヤシートのダブルフォールディング機構、フロントウインドーの撥水機能などです。ほかにGパッケージとの比較では、シート表皮やオートエアコンなどに違いがあり、Sパッケージとの比較ではタイヤサイズとアルミホイールやエアロパーツなどのに違いがありますが、実用的でリーズナブルなのはCパッケージです。

問題なのはCパッケージではVSC&TRCがオプション装着できないこと。GパッケージとSパッケージだけのオプション設定なのです。これは早期に改めるというか、早期に全車に標準装備とすることを提唱しておきたい思います。ABSを見ても分かるように、標準装備化すれば量産によるコストダウンが図られ、ますます全車装着が容易になります。安全のための装備は早期に広く普及させるべきです。
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