有明で行われた発表の際、コーンズ自動車部門の責任者である一瀬氏よりマセラティ社の近況が伝えられた。この夏には10階建ての新社屋がモデナに完成。またフェラーリとの共同施設ではあるがマシナリーショップやペイントショップもマラネロに完成する。
2001年から2006年までの投資額は400ミリオンユーロとなる予定で、今後の躍進に期待がもてそうだ。
夏前には待望のモータースポーツ参画の詳細も明らかになる。おそらくはGTカーによる耐久レースあたりか。ジェネラルマネージャーにはフェラーリF1チームのジャントッドが兼務で就任する予定だ。
待望のアメリカ市場復活を果たしたマセラティ。年間3500台前後しか“作らない”フェラーリに代わって販売台数を稼ぐことで、上場を果たすフェラーリグループ全体の利益を上乗せするという重責を担う。
日本における本年度のマセラティ販売計画は、クーペ100台、スパイダー60台。新車在庫(クワトロポルテ、3200GT)40台を加えて合計200台がコーンズの目標だ。
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