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最初は男物だった!シルクで彩る脚元の美学(4ページ目)

「ルーズソックス」の仕掛け人鴇田章さん、横浜シルク博物館の「ヨコハマ開港とシルク展」に出品されている鴇田さんの華やかで美しい絹のアンティークストッキングと歴史を紹介します。

土井 千鶴

執筆者:土井 千鶴

ランジェリーガイド

エリザベス女王が広めた脚元の華麗なお洒落

ヘンリー8世の娘エリザベス1世も父と同様に「絹のストッキング」を愛用し、特にダンス好きだったエリザベス女王は、宮廷の舞踏会で華やかに装飾された絹のストッキングで脚元をお洒落したのです。
鴇田章さんコレクション
カラー切替フロント花刺繍ストッキング(19世紀末・フランス)
エリザベス女王は、舞踏会のコントラダンスで高くジャンプする時に、自慢の絹のストッキングに施した豪華な刺繍や、カラフルなガーターリボンを意識して見えるように跳んだといわれ、当時の女性たちに華麗な絹のストッキングで脚元のお洒落を広めたのです。

スパングル刺繍のアンティークストッキング


鴇田章さんコレクション
スパングル刺繍のアンティークストッキング(18世紀・フランス)
写真のスパングル刺繍のアンティークストッキングは、18世紀頃の宮廷の華やかな席に、礼服とのコーディネイトで着用されたものです。きれいなスパングルを重ねながら、丁寧に一目一目刺繍されたもので、オフホワイトが紳士用でブラックが女性用です。当時の華やかな宮廷の衣装に欠かすことができないのがシルクのストッキングだったのですね。

今私達が、いろいろなストッキングやタイツのお洒落が楽しめるのは、ヨーロッパの宮廷文化が華やかな時代に、手編みのシルクのストッキングで、女性たちが脚元のお洒落を楽しんだ歴史があったからなのですね。

「ヨコハマ開港とシルク展」平成21年8月30日まで開催
 開催時間:午前9時~午後4時30分(入館は4時まで)
 毎週月曜日休館ただし7月20日(月)開館・21日(火)休館
シルク博物館のホームページ

ブロンドール株式会社 Tel:03-3423-6789
ブロンドール株式会社のホームページ

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