京都の美意識、ミラノ・東京へ発信！(2ページ目)

5層のセクションから構成されるビル■0F-1F

それぞれ異なる5層のセクションから成り立つ「Sfera Building」（スフェラ・ビル）。1995年にオープンしたイタリアの伝統的な地方料理のリストランテ「Ricordi」から始まり、2000年にワイン＆フード・バーの「Enoteca Ricordi Sala V.I.P.」をオープン。2003年には、さらに和食店「せせらぎ　すへら」、デザインショップ「Sfera Shop」、そして、エキシビションスペース「Sfera Exhibition」、ブックショップ 「Sfera Archive」といった店舗を開店しました。

食から広がるさまざまな生活シーンを巡る要素を提案したいとの想いから、素材を吟味した料理はもちろん、デザインの発信など、食器や空間に心を尽くしたすべてのモノを、一切妥協することなく提案しています。

スフェラの原点ともいえる大切な要素である「食」。さまざまな経験や素晴らしい生産者たちとの出会いを昇華させるべく、たどり着いたのが0Ｆに位置する和食＆喫茶「せせらぎ　すへら」。モダン・スタイルの「和」空間で、地場の食材、旬の野菜、伝統的な調味料によって料理された、それぞれの素材の個性を存分に堪能してください。

1Fには、デザインショップ「Sfera Shop」があります。スフェラのこれまでの歩み、例えば、食に関わる分野から始まり、独自の審美眼によってセレクトされた国内外の様々な優れたプロダクツの発信。また、日本や京都という土地を再考し、優れた知性や感性を様々な人々と共に引き出して開発されたプロダクツなど、それらを実際手にとって確かめることのできる空間です。

しかし、このSfera Shopは、単にモノを紹介する場所ではありません。それらの環境や関係性、また気の流れから、より良いライフデザイニングを提案できるような、そんな感性豊かなスペースでもあるのです。


次のページにて、さらに「Sfera Building」の2Fから3Fまでご案内します。