レトロセクシー対決、オドレイVSビヨンセ(2ページ目)

チェック柄？それとも花柄？レトロドレス対決、オドレイVSビヨンセ

紳士シャツの袖と襟部分を縫い付けたリメイクドレスと、こちらも紳士風のシックなハットを合わせた、マニッシュなコーディネート。コサージュやフリルと言った「女性らしい」特徴を削ぎ落とした、プレーンでシンプルなデザイン。これぞシャネルファッションの原点！いまでも風化しないシンプルダンディセクシーなスタイルがうかがえます。だけどとってもエレガントな雰囲気です。ロングドレスにハットという、異色の組み合わせも違和感なく溶け込んでいるのは、グレー、ホワイト、ブラックのシックなカラーのみで統一しているから。チェック柄とメンズライクなアイテムを合わせて、気品漂う上級者コーディネートが完成します。


ターコイズブルーとレンガブラウンが、ソウルでレトロなオトナの世界を演出しています。大きく開いた胸元も、透け感のある素材で隠して「チョイ見せセクシー」に。ルーズにかかったショルダー部分が、何気ない色っぽさを感じさせます。こういった存在感のあるドレスは、写真のビヨンセのように敢えてノーアクセでまとめてください。デコルテあたりをすっきりと広く見せると、さりげないセクシーアピールになります。

オドレイのような、マニッシュコーデは、今年秋冬の注目トレンド。シャツやハットなどの男性アイテムをうまくコーディネートに取り入れて、女性ならではの「媚びない美しさ」を手に入れてみては？太めのリボンが施された紳士風ハットが今年の旬です。ジュリー風に…いや、マイケル風にカッコ良く身につけてください！対してビヨンセは、ちょっとオバちゃん風に見えなくもない微妙なデザインが惜しいところ！レトロファッションは、「ヴィンテージアイテムを、現在のトレンドとどううまくミックスさせるか」が重要なカギです。現在のトレンドとリンクしやすいという点から、今回はオドレイに一票。

次は、レトロスタイルにはマストハブのパール使いに迫ります！