LAN・無線LANの設定

更新日:2009年10月12日

無線LANがつながらないときの15のチェックポイント

無線LANが不安定だったり、つながらない、接続が切れてしまうときは、今回ご紹介するポイントをチェックしてみてください。

無線LANがつながらない、不安定なときの15のチェックポイント

無線LANの通信が切れてしまうときはどうすればいい?

無線LANの通信が切れてしまうときはどうすればいい?

無線LANが不安定だったり、接続が切れてしまうときは、以下のポイントをチェックしてみてください。

  1. アンテナの向きを変える、設置場所を変える
  2. 接続規格を切り替える
  3. チャネルを変更する
  4. 有線LANを利用できなくする
  5. ファイヤーウォールをアンインストールする
  6. ファームウェアやドライバを更新する
  7. 家の環境をチェックする
  8. 暗号化設定を変更する
  9. 付加機能を停止する
  10. タイムアウト機能が作動していないかを確認する
  11. 同じメーカーで同じ世代の機器にする
  12. 屋内用無線LANアンテナを使う、交換する
  13. MIMO技術を使った製品を使う
  14. プロバイダに確認してみる
  15. 故障してないかを疑ってみる


アンテナの向きを変える、設置場所を変える

まずは親機や子機のアンテナや設置場所を変更してみましょう。コードレス電話や電子レンジなど、電波を使っている製品の近くに置いている場合は、それらから離れた場所に移動してみましょう。


接続規格を切り替える

無線LANは、当然電波を使っているのですが、複数のアクセスポイントがあったり電波を出す機器が近くにあった場合、電波の干渉が起きる可能性があります。特に干渉が起りやすいのがIEEE802.11gが使っている2.4GHz帯です。

この場合は、接続規格を切り替えることでつながるようになることがあります。詳しくは各製品のマニュアルをご確認ください。


チャネルを変更する

無線LANにはいくつかの規格がありますが、ひとつの規格内でも周波数帯を細かく分けて使っています。この細かく分けた周波数帯のことをチャネルと呼びます。このチャネルを変更することで、解決する場合があります。

チャンネルは、親機側に有線で接続しているパソコンで変更した方がよいでしょう。パソコンを使って親機の設定画面を表示して変更します。詳しくは、各製品のマニュアルをご確認ください。


有線LANを利用できなくする

子機のある端末に有線LANがある場合は、停止しておきましょう。最近は有線LANが邪魔をすることは少なくなりましたが、原因として考えられないこともありません。デスクトップであればLANボードを抜いてしまうのが一番です。ノートであればBIOSで無効にするか以下の方法で無効にしてください。

「マイネットワーク」を右クリック→プロパティ→「ローカルエリア接続」の右クリック→無効にする


ファイヤーウォールをアンインストールする

子機にインストールしているファイヤーウォールが原因で、親機が検索できないことがあります。ファイヤーウォールは、セキュリティ上重要ですが、無線LANに不具合があるときは、いったん利用を止めて様子をみてください。

その際、Windows標準のファイヤーウォールであれば、停止するだけでよいのですが、メーカー製の市販ファイヤーウォールやノートパソコンに付属しているファイヤーウォールの場合は、完全にアンインストールしないと影響をなくすことができない場合があります。詳しくは、お手持ちのマニュアルを参照してください。もちろん、一応通信が出来ている場合は、この限りではありません。


ファームウェアやドライバを更新する

「一瞬繋がるが安定しない」とか「親機を再起動すると少しの間は繋がるがまた切れる」という不具合の原因が、親機のファームウェア(ハードウェアに組み込まれている設定)や子機のドライバが原因であることがよくあります。最新のファームやドライバが出ていたら、更新してください。これは、すぐにできるので最初に行うことでしょうね。


家の環境をチェックする

どうも通信が不安定で速度が出ないという原因が、家の通信環境にあったということがあります。具体的には、1階と2階の通信が不安定で、その原因が1階の天井と2階の床の間にあるアルミ箔の付いた断熱材(グラスウール)や床暖房であったということです。

同じ室内で利用するときはこの限りではありませんが、木造でも1階と2階で利用するといった場合は、チェックしておく必要があります。もちろん、親機が隣の部屋にあり通信が不安定という場合も同じです。


暗号化設定を変更する

通信が不安定である原因が、暗号化の設定だったということもあります。つまり、ファームウェアのバグっぽいのですが、新しいファームウェアが発表されていない場合は、暗号化を現在利用している方式とは異なる方式を設定してみましょう。


付加機能を停止してみる

暗号化と同様に圧縮して通信速度を上げる機能などの付加機能も一時的に無効にして様子をみるのもよいでしょう。


タイムアウト機能が作動していないかを確認する

一定の時間が経過すると自動的に接続が切断されるという場合は、アクセスポイントにタイムアウト機能がないかを確認してください。

タイムアウト機能とは、端末から一定時間通信がないと、自動的に通信を切断する機能です。ホットスポットなどでよく利用されていますが、これが有効になっていると通信が切れます。一般に販売されている製品にはあまりない機能ですが、一応調べてみるのもよいでしょう。タイムアウト時間は通常5分~10分となっています。


同じメーカーで同じ世代の機器にする

これはおいそれとできることではありませんが、親機と子機の相性で通信が不安定になることがあります。原因は、機器に内蔵されている通信チップのメーカーや世代が違うことです。セットで販売されている場合は、まず安心ですが、機器が混在している場合は相性問題が出る可能性があります。


屋内用無線LANアンテナを使う、交換してみる

通信が不安定なのはそもそも電波が弱いから、ということもあります。その場合は屋内用無線LAN用アンテナを購入してみるのもよいでしょう。また屋内用無線LAN用アンテナを使っている場合は、アンテナを指向性アンテナに交換したら直ったということもあります。


MIMO技術を使った製品を使う

MIMOとは、「Multiple Input Multiple Output」の略称で、複数のアンテナを使って、高速にデータの送信/受信を行う無線LAN技術です。あまり電波の届かないところでも安定して通信ができます。無線LANの規格のひとつであるIEEE 802.11nに採用されています。


プロバイダに確認してみる

まれにプロバイダ側で障害が起きてつながらなくなっていることがあります。時間をおいてもつながらないときは、プロバイダに確認してみるのもよいでしょう。


故障してないかを疑ってみる

「一応通信できることもあるので故障ではない」ということは言えません。いろいろ試して結局は機器の故障であったということもあります。比較的、子機側にその原因があることが多いようです。また、ACアダプタの不具合で電圧がでていないということもあるでしょう。こればかりは、メーカーに問い合わせる必要があります。ただし、やみくもに修理に出すのは考えものです。

またよくありがちなのが、親機とモデムをつなぐケーブルや、モデムから通信回線へのケーブルが抜けかけていた、または抜けていたということもあります。まれにパソコン自体が壊れていることもありますので、よく確認してみましょう。

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岡田 庄司

ライター歴は20年以上。パソコン通信時代からネットワークに興味を持ち、LANや無線LANが一般に普及…

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