海外旅行の準備・最新情報/海外旅行関連情報

羽田空港新国際線旅客ターミナルビル10月21日オープン(4ページ目)

2010年10月21日羽田空港新国際線旅客ターミナルがついにオープン。観光立国・日本の空の玄関口として歴史に刻まれる瞬間です。「羽田から海外へ」。旅立ちを心待ちにするファンも多いはず。内装工事も着々と進み、すでに営業を開始したテナントも。装いあらたな羽田空港新国際線旅客ターミナルビル全容を、ひと足早くにお届けします。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

5階 270度視界良好の展望デッキ お目当てはプラネタリウム 

展望デッキからの眺めは最高 羽田新時代を物語る新管制塔(右)

展望デッキからの眺めは最高 羽田新時代を物語る新管制塔(右)

埋立地・羽田の利点はさまざまですが、新管制塔を望む展望デッキは実に爽快。270度の視界が開けます。展望デッキは左右の端それぞれ、南東方向に「月見台」、西北方向に「富士見台」と名がついたデッキが見どころ。夜には、デッキ床面にはめこまれたLEDが発光、妄想トラベルもできそうです。

5階展望ロビーはデートの名所にもなりそう

5階展望ロビーはデートの名所にもなりそう

そしてもう一つ、羽田空港新国際線旅客ターミナルで特筆したいのが、同じく最上階に誕生予定のプラネタリウム&カフェです。空港プラネタリウムは世界初。ムーディーな空間が広がります。また、同階にはエンターテイメント・ゾーンも。ポップ・カルチャーの聖地となった日本ならでは、アニメやキャラクターのショップも並ぶ予定だとか。


 

アジアのハブをめざしてテイクオフ 記念ツアー商品も

浜松町や品川から最短13分というアクセスのよさが魅力

浜松町や品川から最短13分というアクセスのよさが魅力

新ターミナルオープンにあわせ供用が開始する羽田四本目のD滑走路。その結果、羽田国際線の発着回数は最大9万回が可能になり、本格的なハブ化への道を歩み始めます。

方面別のタイムスケジュールについては、間もなく発表の予定です。ちなみに、中国北京上海香港)、ソウル台北の近隣アジアへは、ビジネス需要の高まりから、昼間の離発着が中心になる予定。

また今秋、新たに就航するアメリカ各都市(サンフランシスコロサンゼルス、デトロイト、ニューヨークホノルル)やアジアの主要都市(シンガポールバンコククアラルンプール)、欧州パリなどへは、深夜早朝のタイムスケジュールで準備が進んでいます。

旅行会社のロゴが間もなく並ぶ羽田国際線の団体カウンター

旅行会社のロゴが間もなく並ぶ羽田国際線の団体カウンター

各旅行会社では、羽田発パッケージ旅行商品、記念ツアーが続々発表、発売の予定です。さらに期待されるのは、アジア近隣諸国からのインバウンド客(訪日外客)増加です。観光立国・日本へようこそ。おもてなしの心で、諸外国からの旅人に日本をもっと好きになってもらいたい。そうしたサービスを心がけるテナントが、数多く入居に名乗りをあげています。

羽田空港公式ホームページ
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます