子供乗せ自転車/子供用ヘルメット

自転車通園に必須!子供用自転車ヘルメット(2ページ目)

「親の自転車が転倒してケガをした子どもは3割に上る」という調査結果が出ています。子どものケガを防ぐためには、ぜひ自転車用ヘルメットを使用しましょう。選び方・装着のポイントもこちらで。

執筆者:吉森 福子

2 購入・装着のポイント


●どこで購入するか

自転車販売店、もしくはオンラインショップで購入できます。

品数の豊富さならオンラインショップです。かわいい海外製品も多く扱われているので、満足できるデザインのものが見つかる可能性が高いし、自宅にいながら買えるので便利。

ただし、ヘルメットはサイズがきちんと合っていなければ意味がありません。そうした理由で、私はできれば試着のできる店舗での購入をオススメします。

しかし実際のところ、子ども用ヘルメットを扱っているお店はまだ多くないようです。少し大きめで品数の多いお店がお近くにないと、見つけるのが難しいことも。

ネットで購入する場合は、「サイズの確認」「説明書をきちんと読むこと」「サイズが合わない場合は返品可能か」をチェックした上で、ご利用されるといいと思います。


●サイズ・価格は?

「子ども用ヘルメット」として販売されているものは、大きく「48~52cm」のものと「54~56cm」のものに分かれるようです。

大まかな目安としては、1~3歳で小さいサイズ、4~6歳で大きいサイズといったところでしょうか。

1歳くらいから自転車に乗せている場合は、3,4歳での買い替えを覚悟しておきましょう。大きいサイズのものは、本人が自転車に乗るようになってからも使えますので、モトは取れると思います。

ただし、頭の大きさにはかなりの個人差があることを忘れずに。「幅が広い」「前後に長い」など、頭の形にも注意して、ジャストサイズを選びましょう。

気になる価格ですが、3,000~5,000円前後のものが多いようです。通園用となると毎日使うものだし、自動車のチャイルドシートの値段を考えると、必要経費として問題のない額だと思います。


●装着時の注意点

自転車用ヘルメットは、帽子の感覚でかぶってはいけません。大抵の説明書に「水平になるように」と書かれていますが、帽子よりはやや前よりに来るようになります。

また、サイズや頭の形を調整するために、付属品としてパッドがついています。厚手のもの、薄手のものを、頭の形に合わせてセットしてください。

ストラップも、ゆるみがないように調節しましょう。この調節は、子どもがイヤがると結構めんどうですが、ここはちょっと辛抱強くがんばりましょうね。

また、あごで止めるバックルは、やわらかい子どもの肉(皮膚)を、うっかりはさんでしまうことがあります。くれぐれもご注意を。
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