結婚のお金関連情報

更新日:2007年08月02日

浮気そして離婚。気になる慰謝料は?

浮気と軽く考えていても、いざ離婚となると話は変わってきます。精神的なダメージはもちろん、金銭的な負担も忘れてはいけません。では、離婚をするのにどれくらいのお金が必要になるのでしょうか?

不倫
浮気を軽く考えていてはいけません。不倫がきっかけで離婚となると、お金も色々とかかってきます
「好きになった相手が既婚だっただけ」や「不倫は文化だ」などと、浮気を容認する意見もありますが、ちょっと待ってください!

浮気をそんなに簡単に考えてはいけません。不倫が原因で離婚となると、精神的なダメージはもちろん、お金も色々と必要になってきますよ。 そこで、今回は「離婚の時に必要になるお金」をご紹介しましょう。

離婚と言っても色々なケースがあるため、「慰謝料はいくら!」などとご紹介することは出来ません。そこで、離婚カウンセリングでご活躍されていらっしゃる 「離婚110番」 主宰の澁川良幸さんに、慰謝料についてお話を伺いました。

澁川良幸さんは、離婚及び家庭問題のカウンセリングやコンサルティングをされています。相談者を第一に考えるコンサルティングは好評で、離婚について年間1,500件ほど、累計では約17,000件の相談を受けられています。


慰謝料は不法行為への賠償

離婚110番澁川良幸氏
「離婚110番」主宰の澁川良幸氏。離婚について年間1,500件ほどの相談をこなされてる。今回は、慰謝料についてお話を伺いました
ガイド:
浮気をしてしまい、離婚のはめになった場合、慰謝料は必ず払わなくてはいけないのでしょうか?

澁川さん:
これは意外に難しい質問ですね。

というのも、まず、慰謝料という概念を正しく理解していない方が多いのですが、慰謝料というのは、どちらかの不法行為がなければ、発生しないものです。 精神的苦痛に対する損害賠償ということですね。 そして、当り前のようですが、請求されなければ払う必要もないのです。

つまり、どんなに浮気をしても、パートナーに請求されなければ、慰謝料を払う必要がありません。「こんな浮気男からお金なんてもらいたくない!」と請求をしないという奥様もいれば、「支払い能力のない妻に請求しても仕方ない」と、最初から慰謝料をあきらめているご主人もいます。

また、浮気をしてしまい慰謝料を請求されても、証拠がないから払わないという人もいれば、早々と観念して支払う人もいます。 協議離婚の場合なら、証拠があろうとなかろうと、2人で払うと決めたら払うことになりますし、浮気をしているのは確かだけど、証拠が集められないからと請求をしないケースもあります。 厳密に言うと、証拠が必要なのは裁判になってからですからね。

慰謝料は100万円~500万円、平均300万円程度

ガイド:
では、浮気が原因で離婚をする場合、慰謝料はいくらくらいなのでしょうか?

澁川さん:
だいたいでいうと、100万円から500万円くらいでしょうか。 平均は、300万円前後だと思います。 最近では、浮気相手への損害賠償請求も一般的になっており、そちらの相場が100~150万円程度なので、配偶者への慰謝料と合わせると400万円くらいといったところでしょうか。

ガイド:
「浮気相手への損害賠償請求」とはどういうことですか?

澁川さん:
第三者への慰謝料請求とも言われています。要は、不倫相手に対して、その不倫が原因で婚姻関係が破綻し精神的にも苦痛を味わった事への損害賠償として慰謝料を請求することが出来るのです。 ですので、慰謝料を請求される側としては、不倫相手の配偶者からも請求される恐れがあるということですね。

次のページでは、慰謝料の決めてなどをお伺いしました。
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