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| 初任給は業種や学歴によって変わってくる。しっかりとチェックをして会社や業種を選びたい |
日本経済団体連合会が2011年の初任給のデータを発表しました。これは、2011年の3月に学校を卒業し就職した人のお給料です。
初任給は、会社の人員計画や景気のバロメーターといわれています。これらのデータを検証してみましょう。
大卒事務職 初任給平均20万8467円
<2011年初任給水準> (金額:円、上昇率:%)
2011年の初任給データ。全区分においてほぼ横ばい(出典:(社)日本経済団体連合会)
※1.大学院卒は修士卒
上の表は、学歴別、職種別の初任給で、日本経団連企業会員および東京経営者協会会員会社488社の平均データです。 大卒事務職の平均は20万8467円、前年比0.20%の微増となっています。また大学院卒や高校卒、また事務系、技術系などのほとんどの分類で前年より微増しているのが分かります。といっても上昇率は0.1%前後。ほぼ横ばいというほうが正しいかもしれません。
事務系と技術系を比べると、技術系のほうが高額である傾向が続いており、2011年もほとんどの区分で技術系のほうが高額になっています。唯一、大学卒は事務系のほうが数百円高くなっています。2008年では大学卒の技術系は20万8812円、事務系は20万6969円と技術系が1,800円ほど高額でした。技術系が下がり、事務系があがった結果、事務系のほうが高くなったようです。大学卒では、技術系と事務系の差がなくなったということですね。
2011年初任給平均は前年比ほぼ横ばい、据え置き9割強
初任給の前年比はほぼ横ばいですが、その大きな理由は据え置いた企業が9割を超えていたこと。91.8%の企業が据え置いています。据え置いた企業の割合の過去最高は2003年の91.4%だったのですが、2011年はそれを超えてしまいました。
この初任給の据え置き、2008年には52.0%まで下がっていたのですが、ついに過去最高にまで上昇してしまいました。企業の本音としては、下げるわけにもいかずに据え置きといったところでしょうか。
初任給20万円超は大卒以上
初任給の額に注目しましょう。大学院(修士)卒で22万円台となっています。大学卒で20万円台、短大卒は17万円台、高校卒で16万円台ですね。
卒業学校によって、段階的に初任給があがっていくのがよく分かります。初任給の20万円ラインは、大学もしくは大学院を卒業していないと届かないようです。
また、短大と大学の差は約3万円。短大と大学の在籍年数の差はたった2年です。他の区分間と比べてもこの差は大きいですね。学歴別の初任給を見ると、大学と短大の違いが初任給の学歴差の一番大きな山といえるでしょう。
2011年の初任給を学歴別にみてみました。では、業種によってどのように違うのでしょうか?