普通預金の残高が増えてきたら定期預金の活用がお得

定期預金を上手に活用してお金持ちに

定期預金を上手に活用してお金持ちに

普通預金の残高が増えてきたら、どうしますか? 最近は、日銀がマイナス金利を導入したこともあり、普通預金の金利が都市銀行で0.001%、預け入れ期間1年の定期預金で0.01%と低くなっていますから、定期預金に預け替えないという人も多いようです。(金利は2016年4月21日現在)

でも、定期預金に預け替えれば、普通預金と分けられるので生活口座と貯める口座を分けることができて、しっかりお金が貯まります。総合口座の定期預金なら、普通預金口座が残高不足でも貸し付けてくれるので、クレジットカード等の支払いがある時も安心です。

元本保証ですし、普通預金より利息はいいし、「とりあえず定期預金」を今まで繰り返してきた人も多いでしょう。中には、社会人になってからずっと低金利で「定期預金」を知らないという人も多いので、ここで定期預金についておさらいしてみましょう。

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定期預金の仕組み

定期預金とは、預けてから一定期間は引き出せない預金で、満期日まで原則として引出しが出来ないため、流動性が制限される一方、普通預金と比べると金利は高くなっています。

■預け入れ期間
定期預金の預入れ期間は最短で1ヶ月。他には、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、最長10年まで扱う銀行もあります。また、自分で満期日を指定することも出来ます。

■金利
定期預金の預け入れ期間と額が変わると、金利も変わります。一般的に、期間が長くなると金利も高くなります。また預け入れ金額が300万円、1000万円を超えると大口定期となり、高い金利が設定されます。また最初に預けた時の金利が、満期まで続く固定金利と、6カ月ごとに金利を見直す変動金利があります。

■利息
すこし話が複雑になりますが、利息の付き方も預け入れ期間によってかわります。1ヶ月以上3年未満は、預けたお金(元本)にだけ利息がつく単利型。3年以上は、元本と利息に更に利息が付く半年複利型があります。

定期預金にはこんな落とし穴が……

定期預金の最大の落とし穴は、なんとなく預けて、その後見直さない事です。定期預金の見直しなんて聞いた事がないかもしれません。でも、元本保証にあぐらをかいていると、お金は増えませんよ。

■預ける時
お金を増やすには、高い金利で預けるのが一番です。日本では長期にわたり低金利が続きましたが、これから金利が少しずつ上がると予想されます。「今、一番高い金利」と思って10年ものに預けてしまっても、半年、1年後に金利が上昇すると「一番高い金利」は過去の物になるでしょう。変動金利か短い預け入れ期間を選べば、金利上昇に対応出来ます。

■いつもの銀行でいいの?
給料の振込口座を生活費のメイン口座として使っている人は、何も考えずに定期にまとまったお金をどんどん入れている人が多いようです。でも、ちょっと待って下さい。銀行のサービスは10年以上前の金融自由化(金融ビッグバン)により、一律ではなくなりました。当然金利も違いますので、とりあえずいつもの銀行に預けるのではなく、他の銀行の金利もきちんと比較して選びましょう。

例えば、下記3行の定期預金の金利を比べてみましょう。
※金利は2016年4月21日時点

<預け入れ期間1年の定期預金>
・都市銀行……0.01%(300万円未満の預け入れ時)
・香川銀行セルフうどん支店(金利トッピング定期預金)……0.2%(300万円未満の預け入れ時)

都市銀行と香川銀行セルフうどん支店の金利は、20倍違うことが分かります。100万円貯金しておくと、1年間で税引き前の利息は2000円と100円の違いです。

定期預金以外の増やす商品に預けると?

しかしここで定期預金以外の金融商品にも目を向けてみましょう。人気があるのは「個人向けの社債」でしょう。「社債」とは、会社が資金を調達するために発行する債券のことです。銀行ではなく、証券会社で買うことができます。例えば、償還まで1年の円建ての債券、SBIホールディングス株式会社の社債は利率高くて人気があり、発売後すぐに完売になるとのことです。以下は過去に発行された社債の例です。(2016年1月22日時点)
  • 第33回SBI債・・・・・年1.42%
もし、300万円でこの社債を買ったら、税引き前の利息は4万2600円。都市銀行の利息に比べれば受取額はずっと多くなりますね。注意すべき点は、定期預金のようにいつでも買える商品ではなく、募集期間が決められています。途中でお金が必要になった場合は、解約ではなく中途売却といって市場で売買するので、損をすることもあります。また、定期預金のように1000万円までを国が保護してくれる制度はありませんから、会社が破たんしてしまったらお金が戻ってこない可能性もあります。

貯めるお金と増やすお金の違いとは

定期預金に預けると、そのままにしておく人がほとんどですよね。お金に色はつけられませんが、5年以内に使う予定があるお金は定期預金で大事にとっておいて、それ以上使う予定がなければその一部を将来のために増やすお金にするのもいいでしょう。

お金を増やす=運用=株だ!とばかりに思いつきで株に投資するのは危険です。今は、どの大企業にも何があるかわからない時代。全てのお金を、1つの銘柄で運用するのではなく、いろいろな会社や国に分散するのがいいですね。

日本の低金利やなかなか収入が上がらないことを嘆いているだけでは、お金は増えません。お金は国境を超えますので、自分で外国語をしゃべって海外で働かなくても、これから成長する国の株や債券を買っておけば、その国と一緒にお金も成長してくれます。ただし、外国の企業の株といっても、会社を探すのが大変です。そんな人は、たくさんの会社が入っている投資信託を選ぶといいでしょう。通常1万円から買うことが出来ます。

いかがでしたか? ちょっと努力をすれば、お金を増やすチャンスはあります。まずは、自分の資産を見直すところから始めませんか? きっとお金を増やす第一歩が踏み出せるはずです。

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