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これこそ元祖アスレチックゲーム 懐かしの風雲!たけし城ゲーム

障害を潜り抜け、最終ゴールを目指せ! 最近テレビでよくみかけるアスレチック攻略番組。しかしこれらの元祖となった伝説のテレビ番組があります。そしてそれはボードゲーム化もされていたのです。

執筆者:双六屋 カゲゾウ

伝説の番組がボードゲームに!

考えてみればただの障害物競走なのですが、TBSの『SASUKE』やフジテレビの『海筋肉王(バイキング)』、日テレの『ウルトラストロングゲーム』と、なんでアスレチック攻略番組ってあんなにおもしろいのでしょうか? テレビでやっているとついつい見てしまいます。

しかしこれらの番組をさかのぼること今から20年前。アスレチック攻略の元祖ともいえる『風雲!たけし城』をご存知でしょうか? 更にはこの番組をボードゲームにしたものが、かつてBANDAIから発売されていました。

先日、家の物置を掃除していたら、久々にこのゲームと再開しました。今は絶版となっていますが、双六屋が遊んだ懐かしのゲームということでご紹介しましょう。

 
タイトル:風雲!たけし城ゲーム
プレイ人数:2~4人 
プレイ時間:60分位







風雲たけし城は当時大人気の番組で、小学生だった双六屋も毎週死ぬほど楽しみにしていました。放送があった翌日は学校でもいつも話題。収録が行われている緑山スタジオにおばあちゃんちが近い友人が、そのロケを見たことがあるというだけでヒーローになっていましたね。

さてボードゲーム版の方ですが、基本的に双六です。プレイヤーは10にものぼる障害・仕掛を潜り抜け、本丸にたどり着き、見事城主に水鉄砲をひっかけることができれば勝者です。


小学生の時分、双六屋のNO.1のヘビーローテーションでした


プレイヤーを待ち受けるアトラクションの中から、特に双六屋にとって思い出深いものをご紹介しましょう。

巨大な滑り台『国境の坂』

国境への壁
このころには珍しい立体的なコース
番組では、きつい傾斜の坂に、オイルらしき液体が塗りたくられ、チャレンジャーは坂道なかばでひっくり返り、滑り落ちる様子が視聴者の大笑いを誘っていました。

ゲームのほうでは、サイコロの目にしたがって傾斜を移動。ただしスリップマスに入ってしまうと、自分の直下にいるプレイヤーも巻き込んで下まで滑り落ちてしまいます。




あ、危ない!『悪魔の館』

写真のタイトル
番組では、マス目に区切られた部屋を抜け、妨害者に捕まらずに出口に辿りつくという障害でした。視聴者は俯瞰映像によって、挑戦者と妨害者(たしかストロング金剛がこの役をやってたよなぁ)の位置関係がよくわかって「ああ、そっちは危ない!」なんて志村ケン状態でした。

ゲームの方はサイコロでプレイヤーが移動。妨害者と一緒のマスに入るとアウトです。入るマスによって出口が移動し、無事抜けるのは容易ではありません。

プレイヤーを阻む障壁はまだまだ続きます。お次はいよいよアレが登場!
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