記念日の重要度は、
男女で温度差がある!?

「彼がお誕生日を祝ってくれなくなった」「記念日を覚えていなかった」。お付き合いが長くなると、そんなお悩みが聞かれることもしばしば。お付き合いしたばかりの頃はお互い記念日を楽しんでいたのに、一体どうして？

ひかり「もともと記念日を重視する人が突然何もしなくなったら、ちょっとモヤモヤしてしまうかもしれませんが、そもそも男性は女性に比べて記念日をそこまで重視しない人が多いもの。“お祝いしなくちゃ！”という感覚が女性よりも薄いので、何もしてくれなかったからといって愛されていないのでは…と悲しむのは時期尚早です」

彼が記念日に何もしなくなったのは、むしろ2人の関係が安定してきた良い兆候という見方も。

ひかり「出会ったばかりの頃は、あなたを振り向かせるために記念日やおしゃれを必要以上に頑張っていただけかもしれません。関係が安定してきて自分に無理をする必要がなくなってきたからこそ、安心して本来の自分をさらけだしているということも。これは、裏を返せばあなたが特別な存在である、とも言えるのです」

そう考えると、女性側も、出会った頃より肩の力が抜けたおしゃれをするようになっている人も多いはず。彼との関係を長く続けていきたいのなら、素顔の彼を受け入れる寛容さを持つことも必要です。

ひかり「お祝いをしてくれなかったと責めてしまうと、彼はあなたとの付き合いに疲れてしまうかもしれません。あなただって、よそゆきの自分しか受け入れてもらえなかったらショックですよね。無理をしていない彼も受け止めてあげることで、お互いの絆や愛情がさらに深まるはずです」

記念日をお祝い
してくれなかった彼。
それでも、2人の大切な
記念日を
一緒に楽しみたい
ときはどうすれば？

ひかり「過去は変えられないので、『本当はお祝いしてほしかったのに！』と、後から言われるのはいちばん辛いもの。記念日を楽しく過ごしたかったら、『今年の記念日はどうする？』と自分から動いてみては？リゾートや贅沢なディナー、高級ホテルなど、2人で非日常を楽しめるイベントを自分から提案してみましょう。やってもらうことを期待して、ずっと待っているだけでは進展は望めません。相手をコントロールしようとせず、自分からアクションを起こして」