村上 淳子

海外ドラマ ガイド 村上 淳子

むらかみ あつこ

海外ドラマライター歴15年。西洋から東洋まで見逃せない作品を紹介

女性誌『anan』を中心にフリーライターとして活動後、もともと大好きだった海外ドラマを得意分野に取材&執筆。『アメリカンドラマ缶』『韓国ドラマ缶』他を上梓すると共に、雑誌やWEBなどに寄稿。

ガイドからの挨拶

はじめまして。海外ドラマ・ジャーナリスト村上淳子(むらかみあつこ)です。

米国ドラマの著書を出してから、早や15年、海外ドラマを観続けてきました。その体験から、海外ドラマは観て得するエンタメのナンバーワンだと断言できます。映画よりもっと詳しく、ニュースより楽しみながらその国の国民性や暮らし、歴史や社会問題まで居ながらにして知ることができるのですから。

米国では子連れ同士の再婚が増え家族関係が複雑化する、韓国では男が愛のために涙を流すなど海外ドラマから学んだことは数知れずで、「ニュースよりドラマを観る方がその国のことがよくわかる」が持論になりました。

これまで日本では米国と韓国ドラマが主流でしたが、最近はケーブルテレビなどで幅広い国の作品が視聴できるようになっています。

人気作の背景には、時代の空気が密接に関係しています。各国で話題になった作品を取り上げ、ときに比較し、作品やエピソードから学べる有益なポイントを取り上げつつ、その魅力に迫るガイドを目指します。

経歴・バックグラウンド

子供の頃から『大草原の小さな家』など、米国ドラマを観るとなぜかウキウキする体質でした。大学卒業後、編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。主に女性誌『anan』で取材&記事執筆を担当。多忙な仕事のストレス解消が、大好きな米国ドラマを観ることだったのです。

1997年、当時、大ブームとなった『ビバリーヒルズ高校白書・青春白書』『ER緊急救命室』『X-ファイル』『フレンズ』など好きが高じて、初の著書『アメリカンドラマ缶』(小学館)を上梓。自ら企画を立ち上げ、作品と出演者への愛とツッコミを詰め込んだ本作がスマッシュヒット。米国ドラマを中心に取材や執筆を手掛けるようになります。のちに『SEX AND THE CITY』サラ・ジェシカ・パーカー、『24』キーファー・サザーランドをはじめ主演俳優のインタビュー、ロケ現場取材、憧れのエミー賞取材など数々のチャンスに恵まれました。

2000年、『秋の童話』を観て、韓国ドラマの面白さに目覚めます。米国ドラマにはないベタでドロドロの展開が衝撃的で一気にハマり、またしても企画を持ち込み2004年『韓国ドラマ缶』(マガジンハウス)を上梓。自ら現地コーディネーターさんと交渉し、ひとりで韓国に乗り込み、俳優、プロデューサーや関係者に取材。この労作をきっかけにペ・ヨンジュン、イ・ビョンホンのインタビューをはじめ韓流ジャンルまで仕事の幅が広がります。

以降、2007年に『韓流マニア缶』(マガジンハウス)、2011年に『海外ドラマ裏ネタ缶』(小学館)、2013年に『韓流あるある』(幻冬舎エデュケーション)を上梓。最近では、英国、北欧、台湾、中国など幅広い国の作品を視聴し、各誌やWEBに寄稿。雑誌、TV、ラジオにコメンテーターとして登場することも。

ドラマにどっぷり浸るあまり、週末はひとりオールナイトが止まらないのが悩みの種であり、至福の時間です。常にHDDの容量確保と増え続けるディスクと格闘中。ドラマを録画→ディスクに記録の無限ループが止まりませ~ん!

経営・所属している企業・団体・協会

(社)日本ペンクラブ 国際委員会委員
(社)日本旅行作家協会会員

趣味・特技

写真、旅行、ユニークな猫のカード・コレクション