プリザーブドフラワー ガイド 長井 睦美
ながい むつみ
中学2年生に活け花「嵯峨御流」をクラブ活動で始める。草月流を木下夢幻氏に師事、現在に至る。フラワーアレンジメントを保豊氏に師事し、プリザーブドフラワーに出会う。既製品は花の種類が限られているので、独自で試行錯誤をしながらオリジナルのプリザーブドフラワーを作り始める。
ガイドからの挨拶
はじめまして！
今から12年ほど前の事です。いつものフラワーアレンジメントのレッスンで先生が、「今日は少し変わったお花を使いましょう」と差し出された、真っ白なバラ。見た目も手触りも、まるで、生花のように見えるそのバラが、永遠に枯れる事のないプリザーブドフラワーでした。
その後、プリザーブドフラワーを自分で作れる事を知り、講座を受講して、お庭に咲いているお花や、プレゼントで頂いたお花、野に咲く雑草までも夢中になってプリザーブドフラワーに作りました。
既製品に無いお花を自分でプリザーブドフラワーにする喜びは格別です。プリザーブドフラワーがどうやって出来ているかを知っているからこそ、既製品のプリザーブドフラワーの取り扱いや、少し色あせて来たプリザーブドフラワーを染め直す等、リメイクも思いのままに出来るようになります。
多くの既製品のプリザーブドフラワーは遠いコロンビアやエクアドル、ケニアで作られ、日本にやって来ます。最近ではお近くの中国でも作られ、より手頃に手にする事が出来るようになりました。
そして、未だ、未だ、進化しているプリザーブドフラワー。
コーティングをしてアクセサリーとして楽しむ、又、最も新しい手法ではお花の自然な色を活かして、染色をしないで作るナチュラルフラワーも誕生しています。
新しいプリザーブドフラワーの情報もどんどんお届け出来ればと思っています。
プリザーブドフラワーは作る楽しみ、飾る楽しみ、贈る楽しみを叶えてくれます。
とても身近になったプリザーブドフラワーを是非、楽しんで頂けたらと、そのお手伝いが出来ればこんな嬉しい事はありません。
経歴・バックグラウンド
中学2年生に活け花「嵯峨御流」をクラブ活動で始める。
草月流を木之下夢幻氏に師事、現在に至る。
フラワーアレンジメントを神保豊氏に師事。
2004年
プリザーブドフラワーの魅力に惹かれつつも、既製品は花の種類が限られているので、独自で試行錯誤をしながら手作りでプリザーブドフラワーを作り始める。
大阪府立「花の文化園緑の文化サロン」、NHK文化センター、池袋コミュニティカレッジ「花の学校」等で生花から手作りでプリザーブドフラワーを作る講座の講師を務める。
2005年
日本バイオフラワー協会の設立、運営に携わる。
手作りプリザーブドフラワーのカリキュラムの監修、協会の全国の講師の指導にあたる。
2005年
ユニバーサル・デザイナーズ・アカデミーを設立。
社会人入試で1998年に神戸大学、発達科学部人間環境学科社会環境論コースに入学をし、ユニバーサルデザインを学ぶ。又、この学科は教育学部が前身の学部で、生涯学習についても学ぶ機会があり、その学んだ事が基礎となり、趣味で始めたお稽古ごとが少し専門家になって、社会と関わる事になっていく、そんな人達の支援の出来るスクールを目指して開校する。
2006年
日本バイオ株式会社に出資、経営に携わる。
国内産のプリザーブドフラワー製作を目的に設立。
プリザーブドフラワー製作の技術指導を依頼され中国やベトナムへも出向く。
2013年
一般社団法人ユニバーサルデザイナーズ協会を設立
公益財団法人日本生涯学習協議会監修のプリザブドメイキング認定講座の普及および運営を始める。
現在、プリザーブドフラワー製作液の開発にも携わり、プリザーブドフラワーの製造方法も熟知し、生け花をはじめアレンジメントもこなせる為に、花関係のイベントプロデュース、ディスプレイ、企業向けのプリザーブドフラワーのデザイン、プランニング等も手がける。
資格
国家検定1級フラワー装飾技能士
経営・所属している企業・団体・協会
●一般社団法人ユニバーサルデザイナーズ協会
●日本バイオフラワー協会
●株式会社セイカ
●ブログ「プリザーブド手作り加工大好き！長井睦美 ユニバーサル・デザイナーズ・アカデミー」
好きなことば・座右の銘
溢れ出でて止めあえぬは良き、時を経て流れ出はさらに良きかな。