文章:萩原 章史(All About「産直品・お取り寄せレシピ」旧ガイド)
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| 亀の手は日本各地に生息する甲殻類の一種です。見た目は甲殻類(えび・かに)とは似ても似つきませんが、実はフジツボの仲間です。ややこしくなりますが、フジツボは貝ではなく、分類的には甲殻類です。 |
スペイン人の男性がこよなく愛する亀の手 現地では高級食材
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| 亀の手の中にはエビカニ的な味が凝縮されています |
いずこの男性も考えることは同じです。強壮作用のある食材を珍重します。
特にスペインのガリシア地方では亀の手を『ベルセベPERCEBE』と呼び、塩茹でした亀の手は高級食材です。現地のレストランでは山のような亀の手を 『剥いては食し。剥いては食す』 殿方をたくさん見かけるようです。白ワインがよく合います。
日本でも山陰から九州あたりでは、地元の食材として流通していますが、決して全国区の食材ではないです。
もともと『亀の手』を専門に採る漁師はいません。漁港のおばちゃん達がサザエ漁などの合間の手空きの時に採る程度で、本格的に流通するほどではないです。
亀の手の下ごしらえ
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| 手を切らないように注意しながら良く洗います |
特に難しいことは何もありません。甲殻類ですから、その味は間違いないのですが、強いて言えば下ごしらえ(掃除)が面倒なくらいです。
岩の間にしがみつくように生活している亀の手には、どうしても泥や海草が付きます。料理する前に、それらをきれいにすることが肝心です。
手でガチャガチャと洗えばよいですが、注意しないと手を切りますので、慎重に洗うことをおすすめします。
何度も水を替えて洗い、水が澄めば下ごしらえは完了です。
オーソドックスな塩茹
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| 塩は少なめでOkです |
スペイン語のレセピーを読むと、塩茹では10分から15分となっていますが、日本人的には長すぎると思います。程よい食感を残すには、沸騰させて5分程度で十分です。もともと塩けがあるので、ひたひたのお水にほんの少しの塩を入れて茹でます。
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| あくが沸いてきますから取ります |
茹ってくるとあくが出ますので、それを取りながら、5分ほど茹でて完成です。