ガーデニングの始め方

更新日:2009年08月10日

ここがポイント!水やりの「三大べからず」

基本なのに、意外と難しい「水やり」。今回は、ついやりがちな水やりのNGを「べからず集」としてまとめてみました。あなたは、ついこんな水やりをしてはいませんか?

「ためる」べからず

鉢受け皿
受け皿の水、たまったままにしていない?
「鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと」水やりしたあと、一仕事終えたとばかりにすぐ家の中に引っ込んでしまってはいませんか。このあと、鉢植えはどうなっているのか……?鉢受け皿に水がたまっていることは、容易に想像できるでしょう。
そしてここが二つ目の「べからず」、「鉢受け皿の水は、ためるべからず!」です。

水やりの基本は「鉢土が乾いたら、たっぷりと」でしたよね。でも常に受け皿に水がたまっていたのでは、鉢土の底に近い部分は過湿状態が続いてしまいます。これを繰り返していると根が腐ってしまう原因にもなりますから、鉢受け皿にたまった水は捨てておきましょう。

なお「腰水」という給水方法がありますが、これは鉢をカラカラに乾かしてしまったとか、旅行時の水切れ防止など一時的に使う手法になります。

「ちょいやり」するべからず

水やり
土が湿ればOKというものではない
三つ目の「べからず」は、「ちょいやりするべからず」です。
「ちょいやり」とは、水やりの際に鉢底から流れ出すくらいではなく、土が湿る程度に「ちょいちょい」としか与えないことです。
そもそも、鉢受け皿にたまった水は捨てなければならないのに、なぜ鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと水をやらなければならないのでしょう?そう考えると、土が湿る程度でよいのではないかと「ちょいやり」に走ってしまう方がいてもおかしくはありません。
でも鉢植えの水やりというのは、実は水だけを与えているのではなかったのです。 いま一度、ガイド記事【基本なのに難しい 水遣りを制する!】の『1.水遣りの役割とは?』を振り返ってみましょう。
そう、水やりには「根が呼吸するのに必要な酸素を供給する」という役割もあったのでしたね。
【もうワンランクアップ!達人への近道は?】の『土を知る』で、土の団粒構造について解説していますが、水やりをすると団粒と団粒の間の空気が押し流され、ここに水分と共に新しい酸素が供給されるのです。
でも「ちょいやり」では土が湿るだけで、この大事な酸素を供給するまでには至りません。これが「鉢底から流れ出るくらいたっぷりと」水を与える理由なのです。

いかがでしたか?水やりの「三大べからず」、ついうっかりやってしまってはいないでしょうか。ちょっとのことで大きな違いが出る「水やり」を、もう一度確認してみませんか。

【基本なのに難しい 水遣りを制する!】
【水のチカラで、庭に「涼」を演出する】
ガーデニングビギナーズレッスンVol.7【植物の健康管理について考えよう】
【もうワンランクアップ!達人への近道は?】
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畠山 潤子

花好きな母のもと、幼少より花と緑に親しむ。1997年より、本格的にガーデニングをはじめる。ガーデニン…

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