防災関連情報

更新日:2001年08月22日

【防災豆知識】「二百十日」という厄日 もう一つの『防災の日』の由来

防災の日が定められる時、関東大地震と同等の災害として扱われた「二百十日」。最近では、閏年の為に日がずれてきているが、古くより伝えられるこの厄日の事も、少し知っておこう。

文章:荒井 健一(All About「地震・自然災害・火事対策」旧ガイド)

関東大地震を教訓とする為に定められた、9月1日の防災の日。この日にはもう一つ、防災に関する由来があります。

それは「二百十日」という厄日です。 古来わが国では、二百十日は暦の上で雑節の一つとして、江戸時代初期の1656年(明暦二年)に、伊勢暦で初めて使用され、貞亨改暦(1684年)の際、幕府天文方に就任した渋川春海によって、初夏を知らせる八十八夜とともに、暦に記載されました。

この雑節は、立春から数えて210日目の日、太陽暦では9月1日頃が、220日目の二百二十日とともに、台風が来襲する厄日とされています。

関東大震災時にも、折からの突風が吹き荒れており、東京は3日間にわたって燃え広がり、出火規模は130カ所以上にのぼったのです。

もともとは、稲の穂が出始める時期の、農事の上で大切な時期に台風が来襲し、田んぼが泥水につかったり、強風で稲の花が吹き飛ばされてしまいせっかく丹精に作ったお米が実らなくなってしまう為、凶作に見舞われる『厄日』とされていました。

この日は日本の文豪達の執筆活動や、私生活にも影響を与え、作品にまでなっています。

(執筆者:荒井 健一)

1 2
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

和田 隆昌

災害危機管理アドバイザー。不慮の疫病で生死をさまよった経験から「防災士」資格を取り、災害や危機管理問…

続きを読む

暮らしのAll About関連コミュニティ

ガイド記事を元に、「離乳食」ガイドの川口由美子さんやみなさんとで、離乳食について語り合える場所です。

メルマガ登録

【暮らしのAll Aboutメルマガ】家事のコツやマナー、家電の選び方など。賢く豊かに暮らすための情報を毎週お届けします。

ショッピングカタログ

All About ウェブマガジン

女性向け

雨が楽しくなる!レイングッズ15

男性向け

マネしたくなるアイデア住宅

暮らしの得ネタランキング アンケート実施中!

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?