猫関連情報

更新日:2008年07月10日

オレゴン州行政シェルターレポート 1

オレゴン州のMultnomah County Animal Services(MCAS)は、行政が管理・運営するシェルターです。35%の生存・譲渡率をあげている行政シェルターのレポートをお届けします。

生存率約35%

猫の気を紛らわせるため小鳥小屋が置かれていました
猫の気を紛らわせるため小鳥小屋が置かれていました
MCASには2007年度に5567頭の猫が収容されました。
猫のほとんどは捨てられたか、迷子として保護されました。
そのうちの353頭は元の飼い主のところに戻り、1204頭は新しい飼い主の元に、424頭は別のシェルターでセカンドチャンスを得ることができました。
5567頭のうち生き残ることができた猫の数は1981頭。

生存率は約35%です。
※アメリカの平均的な返却・譲渡率は犬で約25%、猫で約20%ということなので、MCASの生存率は行政シェルターの中では成績がよい方です。


平成18年度の東京都動物愛護センターの猫の取り扱い状況と比較してみると
成猫/子猫合わせて、入所数は6551頭、うち返還は17頭、譲渡は185頭、合計202頭、殺処分数は6348頭。

東京都動物愛護センターに於ける生存率は(たったの)3%です。
東京都動物愛護センター 事業別動物取扱統計


  MCAS(2007年)
収容数:5567頭
東京都動物愛護センター(2006年)
収容数:6551頭
返還数 353頭 17頭
譲渡数 1204頭 185頭
別のシェルターへ 424頭 0頭
合計 1981頭 202頭


行政シェルターでも、努力によってこれだけ生存率を上げることが可能なのですから、日本も見習うべきところは見習い、もっと生存率を上げる努力ができないか、と思います。


猫はそれぞれケージに分けて入れられています
猫はそれぞれケージに分けて入れられています


■続いて、アメリカの行政シェルターがいかにして生存率を上げる努力をしているかについてのレポートです。

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岩田 麻美子

猫との付き合いは40年以上。元・猫のブリーダーとしての17年の経験を生かし現在は東京都動物愛護推進員…

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