名所・旧跡/東北の名所・旧跡

銀山温泉で大正ロマンを満喫しよう【山形】(2ページ目)

日本国内にある様々な温泉の中から、ガイドお勧めの温泉として今回は山形県の銀山温泉をご紹介します。温泉の質ももちろんですが、温泉街が大正時代を彷彿させるとても良い雰囲気に包まれているんですよ。

村田 博之

執筆者:村田 博之

名所・旧跡ガイド

大正時代の棟梁の心意気が今も息づく

川沿いに並ぶ銀山温泉の温泉街
温泉街の入口、銀山川にかかる白銀橋からの眺め。足湯「和楽足湯」は川沿いに設けられていす。(2003年9月撮影)
銀山温泉の温泉街は、銀山川の両岸に大正時代の雰囲気を残した旅館が並んでいます。

銀山川にかかる白銀橋を渡って右に曲がるとそこが温泉街の入口。入ってすぐの所に足湯「和楽足湯(わらしゆ)」があって足を暖めることができます。

また白銀橋を渡って左に行くと共同浴場「しろがね湯」があり、日帰りで訪れても銀山温泉の良いお湯を楽しめることが出来ます。

 

銀山温泉の温泉街と個性的な旅館の建物
温泉街の両岸に個性的な建物の旅館が建ち並んでいます。ゆっくり泊まって散策を楽しみたいですね。
銀山温泉の温泉街を形づくる旅館は10軒強と決して多くはありませんが、実際に大正時代から建つ建物だけでなく、後から改築などを行う場合でも大正時代の雰囲気を保つように配慮されています。

またガス灯や石畳などが設けられたことにより、平成の今になっても銀山温泉を散策すると大正ロマンをたっぷりと満喫することができる訳ですね。

 

雪の降る冬こそ銀山温泉へ

冬の銀山温泉
冬の銀山温泉。古い建物に積もる白い雪が温泉街の雰囲気をさらに盛り上げます。(1999年1月撮影)
銀山温泉は東北の山間にあることもあり、結構な量の雪が降り積もり、温泉街も一面の雪景色となることがあります。降り積もった白い雪が大正ロマンあふれる温泉街の雰囲気をさらにひきたててくれるので、四季の中では冬に銀山温泉を訪れるのがガイドのお勧めです。

まだまだ寒い時期が続きますが、こんな時こそ大正ロマンあふれる銀山温泉の冬を楽しみに出かけてみて下さい。

 

銀山温泉へのアプローチ

地図:Yahoo! 地図情報
アクセス:
■鉄道
JR東日本 山形新幹線「つばさ」で大石田駅下車。
大石田駅西口より尾花沢市営バス 銀山温泉行きに乗車し、終点の銀山温泉バス停下車。1日5往復。

■車
東北自動車道から山形自動車道を経由して、東北中央自動車道 東根インターチェンジより国道13号線で尾花沢へ。
尾花沢から国道347号線を経由して案内に従い銀山温泉へ。温泉街は行き止まりでかつ道が狭いため、一般の車は入れません。
宿泊の場合は旅館が指定する場所へ、日帰りで訪れる場合は温泉街の手前にある銀山バス停付近のスペースに車を止めて温泉街へ歩いていく形になります。

【関連サイト】
「東北の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで東北地方の名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。
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