広い年代で不足している鉄
特に女性は不足しがちな鉄。不足すると肌のくすみやかさつきなどに繋がります。(イラスト提供:サプリメントクチコミランキング) |
鉄は広い年代で不足しているといわれ、特に女性はほぼ全年代で実際の摂取量が推奨量を下回っています。女性が鉄不足になりやすいのは、月経での出血や妊娠・出産で多くの鉄が失われるからです。鉄は体内で合成できないため、食事サプリメントから摂取する必要があります。鉄分が不足すると酸素が充分に運ばれないため、酸素不足となった肌の細胞は、肌のくすみや肌荒れ、カサつきなどさまざまなトラブルを招きます。
鉄を多く含む食品
鉄には主に動物性食品に含まれているヘム鉄と、主に植物性食品に含まれている非ヘム鉄があります。 |
- 干しひじき……55.0mg(非ヘム鉄)
- くろきくらげ(乾)……35.2mg(非ヘム鉄)
- 豚レバー……13.0mg<(ヘム鉄)
- ごま(いり)……9.9mg(非ヘム鉄)
- 鶏レバー……9.0mg(ヘム鉄)
食物中の鉄には主に動物性食品に含まれているヘム鉄と、主に植物性食品に含まれている非ヘム鉄があります。ヘム鉄は約15~25%体内で吸収されますが、非ヘム鉄はわずか2~3%しか吸収されません。非ヘム鉄をできるだけ吸収良く摂るために、ビタミンCや良質たんぱく質を同時に摂ることをおすすめします。
次のページでは、鉄をしっかり摂れるレシピをご紹介します。