英語スピーキングテストフォーラム2006
挨拶する帝京大学冲永理事長・学長 |
帝京大学 Study Abroad Center主催、早稲田大学総合研究機構情報教育研究所共催で行われた当フォーラムでは、TOEIC®・TOEFL®の両試験に初めてスピーキングテストが導入され注目を集める中、主要英語力検定試験である、GTEC/TOEFL®/TOEIC®/T-SST/Versant(旧Phone Pass)の5社が、一同に会し、それぞれの試験の特徴、とりわけ、スピーキングテストの内容を「仕事に使える英語とは何か?」というテーマに沿うかたちで、意欲的なプレゼンテーションが展開されました。
会場となった帝京大学病院臨床大講堂は、予想を超える170名近くの参加者でほぼ満員となり、清泉女子大文学部の長沼君主氏のモデレートのもと、白熱した雰囲気に包まれました。
仕事で使える英語力を評価する
モデレーターを務める清泉女子大長沼君主氏 |
基調講演を行う帝京科学大理工学部山本教授 |
予定では、氏の前に文部科学省初等中等教育局国際教育課長である手塚義雅氏によるご挨拶が入る予定でしたが、国会開催中の急用のため、残念ながらお話しを伺うことはできませんでした。
*手塚氏の考えは、雑誌「英語教育」2006年9月号のP.50~53の投稿記事「日本人にとっての英語の意義-外交現場から考えたこと-」に詳しく書かれています。
清泉女子大文学部、長沼氏により、仕事で使える英語力とは何か、という視点の概要説明が行われ、各社への具体的な問いかけが行われた後、各社代表者による、英語能力検定試験の説明とプレゼンテーションが行われました。
次ページでは、各社アルファベット順に行われたプレゼン内容と各社の検定試験の特徴をまとめてみました。⇒