生活の中に深く浸透している旧暦
日本人の感覚ですと、旧暦を意識して生活することはほとんどありませんから、旧暦でイベントを行うのはややこしい気がしますよね。
ですが、中国の人は全然混乱しないのです。なぜなら、中国のカレンダーのほとんどに新暦と旧暦の日付が併記されているからです。
春節は中国の祝日として3日間の休日が決められていますが、休日が決まっていなくても中国人(主に漢民族)が意識している節日は他にもあり、それらも旧暦で運用されています。
旧暦の日付とともにご紹介しておきましょう。
1月1日 春節[Chun1jie2]
1月15日 元宵節[Yuan2xiao1jie2]
5月5日 端午節[Duan1wu3jie2]
8月15日 中秋節[Zhong1qiu1jie2]
9月9日 重陽節[Chong2yang2jie2]
12月8日 {月昔}八節[la4ba1jie2]
このように、中国人は公的な場では新暦、生活に密着した部分は旧暦を意識し、両方の暦を使い分けて生活しているのです。
それぞれの節日についての紹介は別の機会に譲りますが、春節と関係の深い節日をあげておきましょう。
{月昔}八節が来ると人々は年越しの準備を始め、旧暦12月23日から元宵節までの期間、中国の街はお祝いムードに染まります。
元宵節は春節期間の終わりを告げるお祭りで、街中に提灯が飾られます。
春節は1年の始まりと春の訪れを祝うお祭り
そもそも旧暦は、農暦とも呼ばれ、農作業と密接につながっています。
日本でもおなじみの
二十四節気も中国が発祥ですが、1年を12に分けて季節を決め、その季節ごとに行うべき農作業を意識することで生活の中に浸透してきたのです。
春節の起源は殷の時代にさかのぼると言われていますので、旧暦は中国の長い歴史の中で脈々と受け継がれ、中国人の生活の中に深く刻み込まれているのでしょう。それは、公的な場所でちょっと太陽暦が使われるようになったからといって、ビクともしないほど強いものなのかもしれませんね。
春節時期は、農閑期に当たります。
この時期を1年の始まりとし、豊作を祈る…そして元宵節が過ぎたら農作業開始です。春節は春の訪れを祝うお祭りでもあります。
そういう意味で、中国の春節と日本の節分が似ている部分もあります。
日本人が立春の前日、節分の日に「鬼は~外~!福は~内~!」と豆まきするのと、中国人が春節をお祝いして爆竹を鳴らすのと、やっていることは違えど狙いは同じなのです。(From:節分は中国で通じる?)北京では安全面から爆竹の使用が禁止されていましたが、2006年は爆竹が解禁になりました。なんと11年ぶりです。
きっと北京の春節は例年以上に盛り上がることでしょう!
北京の熱気があちこちの中華街に飛び火して、チャイニーズニューイヤーが世界中を席巻するかもしれませんよ?!
あなたも一緒に、春節、盛り上がってみませんか?!
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