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ごっつん盗事件発生!
平成19年1月11日午後7時40分ごろ、大阪府和泉市内の市道で、信号待ちをしていた女性(53歳)の高級外車に白っぽい乗用車が追突しました。話をしようと車を降りて乗用車に女性が近づいたすきに、別の男が女性の車に乗り込んで急発進して、追突した乗用車とともに逃げ去りました。1月10日にも同様の事件が発生しており、和泉署では同一犯の可能性があるとして捜査しています。実は、このような事件は大阪・愛知・兵庫などで多発しています。高級車を狙ってわざと追突して、ドライバーが車を離れたすきに別の人物が車を盗んで逃げる手口は「ごっつん盗」と呼ばれています。
高級車が狙われる
高級国産車、外車は要注意! |
信号待ちで注意!
激しく追突してしまうと警察を呼ばれたり、将来商品として売りさばくときにマイナスになってしまうため、信号待ちなどで停止しているときなど、ほとんどスピードが出ていないときに追突されます。そのため、特に高級国産車や外車などに乗っているドライバーは、信号での停車時に後方に警戒しましょう。こんな状況が危ない!
追突されたら頭にきて怒りのあまり、相手の車に文句を言おうとしたり、話し合いをしようとしたり、自分の車の被害の程度を見ようとしたりして、車を降りてしまうでしょう。そんな心理に付け入って、次のような状況下で、追突した車の別の近くに隠れていた仲間が、ぶつけられた車に乗り込んで、盗んで逃げてしまいます。追突した車も一緒にその場から逃げてしまうのです。パターン1:追突した車のドライバーが車から降りてこないので、ぶつけられた車のドライバーが文句を言おうと車を降りたとき
パターン2:追突した車、ぶつけられた車の双方のドライバーが車を降りて話をしようとしているとき
パターン3:ぶつけられた車のドライバーが車を降りて、自分の車の損傷状況を見ているとき
上記の状況を避けて、もし万が一信号待ちなどで車に追突されたときには、まずは冷静になりましょう。その上で、もし可能であれば、次ページのような対応をしましょう。
もし、追突されたら/鍵を守れ!/関連ガイド記事一覧……→p.2