女性の薄毛・抜け毛/マイナス5歳!簡単ヘアアレンジ

基本が肝心! ブロー&ブラッシング術(2ページ目)

いつものブローとブラッシングが、枝毛や切れ毛など髪のトラブルの原因になっているかも……。あなたは正しく使えていますか? 今回はブローとブラッシングの注意点をまとめてみます。

執筆者:All About 編集部


ツヤ髪になれるブラッシングのコツ

ブラッシング
正しいブラッシングで、髪のツヤを取り戻しましょう!
あなたは1日のうち、何回ぐらいブラッシングしますか? 改めて考えてみると、ほとんどブラッシングしていないことに気が付くことと思います。そもそもブラッシングは、髪についたほこりや、自然に抜けた髪を落とすために行います。

昔は毎日シャンプーをする習慣がなかったため、ブラッシングでほこりなどを落としていたのですが、今は毎日シャンプーする人がほとんどなので、その目的が失われ、ブラッシングの回数が減ったのではないでしょうか。また、朝決めたスタイリングを保つため、昼間はブラッシングをしないことも理由としてあげられると思います。

ブラッシングは上記以外に、頭皮を刺激して血行をよくする効果、皮脂の分泌を促して髪に行き渡らせる効果、頭皮の余分な角質を落とす効果もあります。ブラッシングの回数が減ったため、頭皮に適度な刺激を与える機会が減っています。頭皮をマッサージするクッションブラシなどを使い、積極的に頭皮マッサージをしたいものですね。入浴時に、頭皮をもむだけでも血行がよくなります。その際、こすらないように注意してください。

■ヘアブラシの使い方
ブラッシングで一番気をつけたいのが、髪への摩擦。ロングヘアの方は、もつれやすい毛先からとかすようにしましょう。毛先のもつれが取れたら、頭皮の方からゆっくりととかしてください。シャンプー時や洗髪直後など、ぬれた状態ではブラッシングしないでください。キューティクルが剥がれてしまいます。ある程度乾いてから、ブラシを使ってください。ブローの時は、円形のスタイリングブラシが扱いやすく、髪の内側から乾かしやすいので便利です。

■ヘアブラシの種類
ヘアブラシには、作られている材質によっていくつか種類があります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、使い分けるとよいでしょう。
・獣毛製……猪毛や豚毛など天然毛を使ったヘアブラシ。髪に自然なツヤを与える効果があるとされています。ただ、密度が高いものが多く、髪が摩擦を受けやすいので、ぬれた髪には使わないでください。また、植毛してあるため、穴に汚れや水分がたまり、雑菌が繁殖することがあります。定期的にクリーニングして、毛を下にして乾かしてください。
・ナイロン製、ポリエチレン製……軽くて扱いやすく、目がつまっていないものが多いので摩擦が少ないのがメリット。洗えるので清潔に使えます。しかし静電気が発生しやすく、切れ毛の原因になってしまいます。静電気を防止する工夫がしてあるものがおすすめです。ナイロン製よりポリエチレン製の方が静電気が起こりにくいので、材質を確認してください。
・木製……櫛ではよく見かけますが、ブラシも作られているようです。静電気が起こりにくいのが特長です。硬いので、頭皮に力がかかり過ぎないよう、注意して使ってください。

乾いた髪には獣毛製ブラシ、お出かけの時には目が粗いポリエチレン製ブラシ、ブローの時にはスタイリングブラシなど、TPOに合わせて使い分けるとよいでしょう。



日ごろ気にかけることが少ないブロー&ブラッシングですが、ドライヤーやブラシを替えたり、取り扱いに気をつけたりするだけで、髪のツヤがアップします。できることから、試してみてください。

【関連リンク】
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