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2015年冬ボーナス使い道ランキング

待ちに待った冬のボーナス、使い道はどんな傾向にある? 価格.comリサーチの調査結果をもとに、ボーナスのうち自由に使える金額、ボーナスで買いたい商品などをランキング形式で発表します。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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冬ボーナスは前年比3.6%増、平均60万6000円

みんなはボーナスを何に使う? アンケートからのぞき見

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会社員にとって「ボーナス」は自分自身へのご褒美みたいなもの。何に使おうかとあれこれ迷うのも楽しみです。中には、使い道が既に決まっているという人も。では、他の人はこのボーナスをどのように使っているのでしょうか? 2015年冬のボーナスの使い道について、「価格.comリサーチ 冬のボーナス2015」の調査結果からみてみましょう。

冬のボーナス2015 冬のボーナス推定支給額」の調査結果によると、2015年冬のボーナス推定支給額は60万6000円。昨年冬の調査より2万1000円(3.6%)の増加となっています。ただ、今年の夏の調査からは1万円ほど下がっており、ボーナス上昇の流れもここで小休止といったところ。

とはいっても、平均60万円支給されるボーナスです。このボーナス、どのように使われるのでしょうか?

自由に使えるお金は5万円~10万円が最多

夏のボーナス2015 自由に使える金額」から、2015年冬ボーナスの使い道をみてみましょう。

税金、ローン返済、生活費の補填、ボーナス一括払いなどを除いた、実際に自由に使える金額です。一番多かったのは5~10万円未満の17.8%。次に10~20万円未満の12.3%と、10万円前後が一番多いようです。

前回の調査と大きく変わったところは、高額層が増えたこと。100万円以上が9位、3.5%。2014年冬の時は2.7%でした。100万円以上を自由に使えるという豊かな層が増えています。

●自由に使える金額ランキング
【1位】5~10万円未満17.8%
【2位】10~20万円未満12.3%
【3位】3~5万円未満11.9%
【4位】1~3万円未満10.1%
【5位】20~30万円未満9.9%
【6位】1万円未満7.8%
【7位】30~40万円未満6.8%
【8位】40~50万円未満4.2%
【9位】100万円以上3.5%
【10位】50~60万円未満2.6%
【11位】60~70万円未満1.5%
【12位】70~80万円未満1.1%
【12位】90~100万円未満1.1%
【14位】80~90万円未満0.4%
【15位】自由に使えない9.0%

冬のボーナス使い道金額 トップ3は「貯金」「ローン返済」「教育費」

2015年冬ボーナスは好調のようですが、どのように使われるのでしょうか? 「冬のボーナス2015 ボーナスの使い道と平均消費金額」の結果をみてみましょう。

使うお金で一番高額だったのは貯金で平均20万7182円。続いて、ローン返済18万355 円、子供の教育費15万1351 円となっています。夏のボーナスでは、教育費より金融商品のほうが高額でした。投資よりも教育費の金額が高くなっています。

使った割合をみてみると、貯金が74.4%、商品・サービスを購入する69.4%、旅行・外出をする(国内) 39.3%となっています。貯金をする人が一番多いのはなるほどですが、25.6%、4分の1の人が貯金をしていないということになります。せめて、ボーナスは少しでも貯金をしてほしいですね。

●冬のボーナス消費平均金額(複数回答可)
【1位】貯金20万7182 円(74.4%)
【2位】ローン返済18万355 円(35.9%)
【3位】子供の教育費15万1351 円(31.3%)
【4位】金融商品(投資信託、株式等)の購入・外貨預金など15万円(14.7%)
【5位】旅行・外出をする(国外)11万5613 円(11.1%)
【6位】新規ローンを組む11万2368 円(4.1%)
【7位】金融商品(投資信託、株式等)の補填9万9522 円(8.2%)
【8位】商品・サービスを購入する7万4417 円(69.4%)
【9位】旅行・外出をする(国内)5万4991 円(39.3%)
※カッコ内はその目的にお金を使うと答えた人の割合。平均消費金額は「お金を使う予定はない」と答えた回答者数を除いて算出。

また、昨年冬のボーナス使った金額と比べると、多くの項目で金額が減少しており、新規ローンを組むは前年比45.8%減、旅行・外出をする(国外)30.3%減。増えているのは子供の教育費、商品・サービスを購入する、貯金のみ。特に子どもの教育費は6.3%増と、教育費の負担が多くなっています。

購入したい商品トップ3は「洋服」「ノートPC」「本・雑誌・漫画」

実際にボーナスで購入したい商品をみてみましょう。「冬のボーナス2015 ボーナスで購入したい商品」によると、冬のボーナスで購入したい商品のトップは、洋服・ファッション関連で17.5%でした。続いて、ノートパソコン9.1%、本・雑誌・漫画8.7%、ホビー・おもちゃ・グッズ7.9%、スマートフォン 7.9%。PCパーツ7.8%と続きます。

●ボーナスで購入したい商品ランキング
【1位】洋服・ファッション関連 17.5%
【2位】ノートパソコン 9.1%
【3位】本・雑誌・漫画 8.7%
【4位】ホビー・おもちゃ・グッズ 7.9%
【4位】スマートフォン 7.9%
【6位】PCパーツ 7.8%
【7位】タブレット端末 7.3%
【8位】家具・インテリア 7.1%
【8位】スポーツ用品・アウトドア用品 7.1%
【10位】カメラ 6.6%

買いたいものは洋服・ファッション関連が断トツ1位

1位の洋服・ファッション関連は、前年も1位でした。前年は18.1%だったのが、今年は17.5%と若干減っていいます。とはいっても、2位以下は10%を下回っているので、断トツトップになっています。身近で金額も幅広いファッション関連に使うというところでしょう。2位のノートパソコンは前年7.2%で今年は9.1%。3位は本・雑誌・漫画で8.7%。昨年は2位で9.9%でした。買いやすい本類が減ってパソコンが増えているのは、ボーナス支給額が増え、高額な商品が求めやすくなったからでしょうか。

また、昨年ランクインしているのに今年ははずれたものとして、ブルーレイ/DVDレコーダー・プレーヤー、調理家電(炊飯器、電子レンジなど)があります。逆に、今年新たにランクインしたものはスマートフォンとカメラ。IT関連への購買意欲がアップしています。

2015年冬のボーナスも前年より好調のようです。買いたい物も、生活必需品から趣味などにシフトしているようです。買い物の幅が広がるということは、より消費が増えそうです。個人消費が増え、多くの企業の売上が増え、経済全体が活性化するといいですね。

▼気になるボーナス事情、公務員だと平均いくら?
2015年冬 公務員のボーナス平均支給額

▼ボーナスからも税金が天引きされる…詳しくはこちら
ボーナスにかかる税金と手取りの計算方法

▼過去のボーナス使い道ランキングはこちら
2015年夏
2014年冬 2014年夏
2013年冬

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【永久保存版】2015年冬のボーナス支給額&ランキング
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