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九州・沖縄のご当地グルメ旅

更新日:2010年06月11日

【鹿児島】愛が深まる?龍馬新婚旅行の地、霧島温泉

九州の名湯、鹿児島・霧島温泉郷。天孫降臨で知られるこの地は、幕末の志士・坂本龍馬と妻のお龍(おりょう)が出かけた新婚旅行の地。ふたりの愛にあやかり、霧島のパワースポットを歩き、恋愛運アップをもくろむ旅をご紹介。湯けむり立ちのぼる新名物「霧島神話ぼっけ鍋」「霧島神話太刀鉾蒸(たちほこむし)」で霧島の恵みを堪能し、身体の中から健康に。さらに癒し効果たっぷりの温泉で、うるおいのある美肌を目指しましょう。

九州の名湯、鹿児島・霧島温泉郷。天孫降臨で知られるこの地は、幕末の志士・坂本龍馬と妻のお龍(おりょう)が出かけた新婚旅行の地。ふたりの愛にあやかり、霧島のパワースポットを歩き、恋愛運アップをもくろむ旅をご紹介。
湯けむり立ちのぼる新名物「霧島神話ぼっけ鍋」「太刀鉾蒸(たちほこむし)」で霧島の恵みを堪能し、身体の中から健康に。さらに、癒し効果たっぷりの温泉で、うるおいのある美肌を目指しましょう。
霧島神宮。森に抱かれた絢爛豪華な朱塗りの本殿や脇には樹齢800年を超すご神木があり、霊験あらたかな空気に包まれている

霧島神宮。森に抱かれた絢爛豪華な朱塗りの本殿。手前から勅使殿、登廊下、拝殿、本殿と建物が連なる様子は壮麗



<INDEX> 
P1……霧島のパワースポットをめぐる
P2……新名物「霧島神話ぼっけ鍋」って?
P3……おすすめ温泉宿ベスト3
P4……霧島フォトギャラリー


坂本龍馬とお龍が歩いた
新婚旅行の地として注目度急上昇

霧島連山のひとつ、高千穂峰(たかちほのみね=標高1,573m)。龍馬とお龍が登った際、険しい箇所では龍馬がお龍の手をひいて歩いたという。標高 700mの位置にある霧島ロイヤルホテルの中庭は絶好のビュースポット

霧島連山のひとつ、高千穂峰(たかちほのみね=標高1,573m)。龍馬とお龍が登った際、険しい箇所では龍馬がお龍の手をひいて歩いたという。標高 700mの位置にある霧島ロイヤルホテルの中庭は絶好のビュースポット


茶畑の中にある鹿児島空港から、緑に彩られた天降(あもり)川に沿って車を走らせること30分。山の斜面のあちこちに、白い湯煙がもうもうと立ちのぼる風景が広がる、霧島温泉郷。今、この温泉場が、龍馬ハネムーンの地として注目を浴びています。

塩浸温泉龍馬公園にある龍馬新婚旅行の碑。脇を天降川が流れている。仲むつまじい様子が羨ましい!?

塩浸温泉龍馬公園にある龍馬新婚旅行の碑。仲むつまじい様子が羨ましい!?

慶応2年(1866)1月。時は幕末、薩長同盟締結後、京都の寺田屋で襲われて負傷した坂本龍馬。西郷隆盛や家老の小松帯刀(たてわき)は郷里の薩摩での保養を勧め、自身の邸宅に招いたといわれています。同年3月、龍馬とその妻・お龍(おりょう)は、大坂から船で鹿児島へ旅立ち、5月末まで滞在。結婚間もなかったことから、これが日本初の新婚旅行とされ、地元では、ふたりの足跡を「龍馬ハネムーンロード」として、観光スポットになりつつあります。


妙見温泉のはずれにある犬飼の滝。龍馬が姉に送った手紙にもその素晴らしさを記している。写真は和気神社前の展望台から撮影。徒歩で滝壺近くまで寄ることも可能

犬飼の滝。写真は和気神社前の展望台から撮影

記録によると、龍馬とお龍は同年3月16日に鹿児島から隼人の港・浜之市(はまんち)に入り、4月12日には鹿児島城下に戻っており、1ヵ月近くも霧島に滞在したことになります。
龍馬が姉の乙女に宛てた手紙でも、日当山(ひなたやま)温泉や塩浸(しおひたし)温泉に行ったことや、妙見温泉(みょうけんおんせん/昭和レトロな雰囲気が残るひなびた温泉街)の犬飼の滝の素晴らしさに感動したこと、霧島山に登ったり、霧島神宮を訪ねて楽しく滞在した様子が記されています。

 

2010年5月には、塩浸温泉龍馬公園がオープン。日帰り温泉施設や足湯「龍馬とお龍の縁結びの足湯」が整備され、NHK大河ドラマ『龍馬伝』で使用した衣装などを展示する資料館が完成。新たな観光名所となっています。資料館から山上の駐車場へ向かう道は、龍馬とお龍が歩いた道とされています。



霧島きってのパワースポット
霧島神社をお詣りして恋愛力アップ!

初夏に咲くツツジの一種、ミヤマキリシマの花をあしらったお守りは願い事がかなうと評判。霧島神宮の宝物(ほうもつ)、九面をかたどった九面守も定番。各 700円

写真左/梁の部分に施された瑞雲(ずいうん)や龍の彫刻の見事さに息をのむ。建物の美しさは290年あまりの年月が過ぎても鮮やか 
写真右/霧島の初夏を彩るツツジの一種、ミヤマキリシマの花をあしらったお守りや、霧島神宮の宝物(ほうもつ)、九面をかたどった九面守。各 700円


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ご神木の霧島メアサは、樹齢800年を超す大杉。高さは約37mですが、現在も少しずつ伸長しているとか

ミヤマキリシマが咲く高千穂峰に登った龍馬とお龍は、山の中腹にある霧島神宮を訪れます。ここは、天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)の孫神、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を祀り、天照皇大神に授けられた鏡・剣・玉と稲穂を持って高千穂峰に降り立ったという伝説が残る「天孫降臨の地」。現在の社殿は、正徳5年(1715)に第21代島津藩主・島津吉貴が寄進して建てたもの。

朱塗りの本殿(国重要文化財)は、琉球や中国の影響を受けた極彩色の彫刻や建築が印象的。緑の森に映える姿に思わず手を合わせてしまいます。


権禰宜の赤崎大和さんの説明を受けながら旧参道を歩いてみると、深遠なる空気が流れていました。なぜ山の中なのに霧「島」?と尋ねてみると、霧の多い場所で、山頂の部分だけが島のようにぽっかりと浮いて見えるから、という言い伝えがあるそう

神職の赤崎大和さん(右)の説明を受けながら旧参道を歩くガイド。深遠なる空気が流れていました

ふたりの世界に浸りたいなら、ぜひ旧参道の亀石坂を歩いてみて。うっそうと杉が生い茂る中、苔むした石段の道は、今はほとんど人通りもなく、夏でもひんやり。龍馬とお龍はここを歩いて参詣したといいます。途中、霧島神宮七不思議にも数えられる「亀石」や「風穴(かざあな)」もあり、神話の世界に思いを巡らせてみるのもいいでしょう。様々な言い伝えが残っていて、パワースポットと言われているのも納得です。

※参詣客の立ち入りは勅使殿手前まで(毎月19日、拝殿で開催する月次祭は見学可能)。また、本殿を含む境内では2015年(予定)まで修復工事を実施。

 



<参考サイト>
高知県立坂本龍馬記念館

→次は、新名物誕生!「霧島神話ぼっけ鍋」「霧島神話太刀鉾蒸」

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この記事の担当ガイド

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星 裕水

ほし・ひろみ。トラベルライター・編集者。国内・海外取材に飛び回る日々。旅行ガイドブック、ビジネス誌、…

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