カーメンテナンス/便利なカー用品

東京オートサロン2011で見つけた注目のカーグッズ1

毎年恒例のチューニングカーの祭典、東京オートサロン。ここでは最新のカスタムカーやチューニングパーツが一堂に展示される他、様々なアフターパーツの新作が発表され、クルマ好きには目が離せないイベントだ。今回はそんなオートサロンの会場でガイドが見つけた注目の最新カーグッズを紹介する。

執筆者:宮島 小次郎

ナンバープレートの盗難防止に効果的!
 

トリプルロック

GANADOR GDトリプルロック
価格:4935円(3本セット) 問:マツショウ

まず紹介するのは、スポーツマフラーやドレスアップ用ドアミラーなどを展開するガナドールからリリースされるナンバープレートの盗難防止装置『GDトリプルロック』です。ナンバープレートの盗難といってもあまりピンとこない人も多いと思いますが、実は年間で2万2000件近くも発生していると聞けば、人事では済まされないと分かるはずです。

このトリプルロックは一見すると、普通のボルトと同じように見えますが、実は緩めようとして反時計回りに回すとクルクルと空回りするため、簡単には外せない仕組みになっているのです。もちろん、締めるときには普通に回すことができます。

取り外し方

ナンバー交換などで取り外す必要がある場合は、トリプルロック販売店で備えている専用の工具が必要になる

まぁ、ボルトを壊すつもりでやれば外されてしまうかもしれませんが、普通は簡単に外せるものが、なかなか外せないとなれば、十分に盗難を抑制する効果があると思います。製品にはボルトが3本セットされていて、リアの封印付きボルト以外を交換することで、盗難防止効果を高めることができます。

メッキ処理が施されたボルトは見た目にもきれいで、ちょっとしたドレスアップ効果もありますが、できればパッと見ただけで、盗難防止装置であることが分かるような工夫も施されているとなおいいのではと思いました。

新型プリウスのシフト操作がスイッチひとつで可能に
 

IPスイッチ

OGS IPスイッチ
価格:1万8690円 問:オージーシステム

こちらは新型プリウスに限定した商品となりますが、ちょっと面白いものでしたので紹介したいと思います。『IPスイッチ(インテリジェンス・ポジション・スイッチ』』というこの商品は、プリウスのシフト操作をスイッチを押すだけでできるようにしたものです。

従来のATミッションでは、シフトレバーの先にはケーブルやリンケージなどが接続され、実際にAT本体と繋がっていましたが、プリウスのシフトは一応それらしい形はしているものの、実は単なる電気的な切り替えスイッチでしかありません。そのため、シフトレバー的な形状にこだわる必要はない構造だったのです。

説明

装着はノーマルのシフトパネルを外して、カプラーを付け替えるだけと簡単。ボタン部分の発光色は7色から選択が可能

この商品はそうしたプリウス独自の機構を利用して、シフトレバーを廃して単なるスイッチでシフト操作をできるようにしたものです。形状は手を置いたときにちょうど指が収まるようなデザインとなっていますが、実際にこれで操作しやすいかどうかはちょっと微妙な気もします。

ただ、最近ではジャガーのXFやXJなどでもダイヤル式のシフトスイッチが採用されるなど、今後はこうしたインターフェースについても従来の常識にとらわれない新しい発想が生まれてくるはずです。そうした意味でも、このIPスイッチのようにアフターマーケットの分野からも新たな提案があってもいいのではないでしょうか。

次のページでもさらに注目のアイテムを紹介します
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