ガーデニング・園芸/植物の種類と育て方

サボテン・多肉植物を楽しむ

サボテンや多肉植物は管理が比較的簡単で、ちょっとしたスペースがあれば雑貨感覚で楽しむことができる人気の植物です。ここではサボテンと多肉植物について、管理方法などの基本を解説します。

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花と緑のある暮しを楽しむ、ガーデニングライフのプロパゲーター

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サボテンと多肉植物

サボテンと多肉植物
サボテンと多肉植物
サボテンは多肉植物の一つとされていますが、種類が非常に多いためサボテン科に属する植物のみをサボテンとし、他の多肉植物とは分けているのが一般的です。サボテンは園芸品種も含めると7~8000種を超えると言われ、そこからさらにコノハサボテン、ウチワサボテン、ハシラサボテンとに大別されます。

多肉植物とは植物分類学上での名称ではなく、葉や茎が肥大して水分を貯える働きを持つ植物の総称です。プクプクとした姿が可愛らしいことから近年人気が高まっていますが、よく見かけるベゴニアやマツバギク、セダムなども多肉植物の仲間です。

サボテンの管理の仕方

サボテン
サボテンだって水やりは必要
■置き場所
年間を通して、日当たりのよい場所が適しています。春から秋は戸外でも管理できますが、過湿は根腐れの原因となるので、梅雨時などは雨の当たらないところに置きましょう。

■水やりと肥料
サボテン栽培で失敗するのは、たいてい水をやり過ぎるか、やらなすぎるかのどちらかが原因です。サボテンは、他の植物よりは乾かし気味に管理しますが、春と秋は鉢土が乾いてからたっぷり水やりをします。真夏は鉢土が乾いて数日してからと、水やり回数を控えめにします。冬は休眠期となるので、月に1回程度でよいでしょう。肥料は、植替えの際に元肥を施す程度で、ほとんど必要としません。

■植替え
サボテン
サボテンは植替えで大きくなる

サボテンは、毎年春か秋に植替えをしてあげましょう。根の古土を落として、市販のサボテン用土など水はけのよい新しい用土に植え替えます。自分で土をブレンドして使う場合は、根腐れ防止剤を混ぜ込んでおきましょう。植替え後、一週間程度は水やりを控え、半日陰で管理します。

■殖やし方

サボテンは植替え時に子株を取り分けて移植する株分けと、株の一部を切り取って挿し芽にする方法で手軽に殖やすことができます。このほか種まきや接木も可能なので、サボテン栽培に慣れてきたらチャレンジしてみてください。

多肉植物の管理の仕方

多肉植物
花のような、エケベリア
■置き場所
日当たりの良い場所が適していますが、真夏の直射日光は避けるようにします。耐寒性の強いものについては通年戸外で管理することができますが、霜に当てたり凍らせないようにしましょう。

■水やりと肥料
サボテン同様、やや乾かし気味に管理します。通常は基本通りに鉢土が乾いてからたっぷり水やりしますが、夏と冬は水やりの回数を減らします。また、長雨に当てないようにしましょう。 肥料は植え付け時に元肥を施しておくほか、必要に応じて生育期に追肥を行います。

多肉植物
多肉植物 '火祭り'の小株
■植替え
これもサボテン同様に年1回、春か秋に新しい用土で植え替えてあげます。大株に育ったものは、数年に一度くらいで構いません。植替え後、1週間くらいは水やりを控えます。なお、植替え前に鉢土をすっかり乾かしておくと、作業がしやすくなります。

■殖やし方
多肉植物は、株分けや挿し芽で簡単に殖やすことができます。多肉植物は、ちょっと触れただけでポロッと葉を落としてしまうことがあります。その葉を乾いた用土の上に置いておくとやがて根が出てくるので、この方法でどんどん殖やすことができます。ただし、それなりの大きさになるまでは時間がかかります。長く伸びた茎を切り戻して挿し穂に使うと、早く大きな株が得られます。

サボテンと多肉植物の楽しみ方

多肉植物の寄せ植え
寄せ植えやハンギングも楽しめる
近ごろはインテリア雑貨として、かわいい鉢に寄せ植えされた多肉植物やケーキのようにデコレートされたサボテンのミニ鉢などが売られています。もちろんこのまま部屋に飾って楽しんでもよいのですが、1年位経ったら別の鉢に植替えをしてあげましょう。小さい株は植え替えることで大きく、丈夫になっていきます。

また多肉植物は鉢植えだけでなく、タブローと呼ばれる板絵にしたり、ハンギングバスケットやトピアリーに仕立てることもできます。また使わなくなった食器、木の小箱、履けなくなったスニーカーなど、身の回りのあらゆるものを植え込み資材にできるのも面白いですね。

更新日:2010年03月14日

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