入力項目の種類や属性が増え、便利になったHTML5の入力フォーム
HTML5では、従来のinput要素では作れなかった様々な入力欄が作れるようになっています。入力を必須にしたり、入力内容を制限したりもできます。これまでの入力フォームにあった不便をいくらか解消し、便利で使いやすい入力フォームが作れるでしょう。従来の入力フォームでよくある困ったことがHTML5では簡単解決
従来のHTMLでは、たとえば以下のような不便な点がありました。- 入力必須項目にちゃんと入力されないことがある
- メールアドレス欄にメールアドレス以外の文字列が入力されることがある
- 日付を簡単に入力できるフォームがない(年月日別に項目を用意したり、正しい年月日が入力されたかどうかを判定するのが大変)
- HTML5では、入力が必須であることを示す属性が追加されたため、必須項目が空欄の場合にはブラウザが指摘してくれます。
- HTML5では、「メールアドレス欄」・「URL欄」専用のtype属性が増えたため、メールアドレスかどうか・URLかどうかは、ブラウザが判定してくれます。
- 日付や時刻を入力する専用のフォームを作ることができ、必要に応じてカレンダーやボタンなどの入力補助が表示されます。
「ファイル選択」のように従来からある入力欄でも、(属性を加えれば)複数ファイルの選択が可能になるなど、様々な改善も加わっています。
次のページでは、新しくなった入力フォームを見てみましょう。