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階段の転倒事故を防ぐ!今すぐできる予防策

9月11日、俳優でコメディアンの谷啓さんが自宅の階段で転倒し亡くなられました。この件からも「階段」は転落や転倒を起こしやすく、それが原因で骨折や死亡という大事故が起こりやすい危険な場所だということがわかります。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

住まいの性能・安全ガイド

谷啓さんの訃報から学ぶ

階段での死亡事故は多い。

階段で死亡事故が発生。予防策は?

報道によると、谷さんは9月10日午後、三鷹市の自宅階段で1階から2階に上がる際につまづいて転倒し、階段に顔面を強打、脳挫傷のため翌日早朝お亡くなりになられました。

階段での転倒が死亡事故につながるなんて…と驚かれた方も多かったと思います。谷さんのこの事故からわかるように、高齢者の家庭内事故は「階段」で多く発生し、それが大ケガにつながるケースも多いのです。事前に「転倒・転落」の予防策を取っておく必要があります。

 

階段での事故は家庭内事故でNo.1

国民生活センターのまとめによると、1992年8月~2000年3月までに発生した家庭内事故では「階段」が毎年1位。また、家庭内事故で重症になった322件のうち、「階段」が50件で15.5%を占め最も多く、死亡は9件で11.5%、こちらは「浴槽」に次ぐ2位。階段の事故はほとんどが「転落(72.4%)」・「転倒(22.6%)」がきっかけで起こります。

乳幼児が一番多く、高齢者ほど重症が増える

階段での事故にあった人の年齢を見ると、数の上では0~4才までの乳幼児が一番多いもののケガの度合いは少なく、65歳以上の高齢者では、乳幼児よりも数は少ないものの重症や死亡事故になる割合が多くなる傾向が見られます。

最も骨折が起きやすい「階段」

最も骨折が起きやすいのが「階段」

最も骨折が起きやすいのが「階段」

階段でのケガで最も多いのは「擦過傷・挫傷・打撲傷」(65.0%)、次いで「骨折」(15.9%)。家庭内の骨折事故件数のうち「階段」は23.9%を占め、階段は骨折の最も起きやすい場所となっています。また、「脱臼・捻挫」や後遺症の起きやすい「筋・腱・血管の損傷」、「頭蓋内損傷」といったケガの種類でも、階段は家庭内事故の件数で第一位となっています。

それでは次のページで階段での転倒・転落を防ぐ予防策を見てみましょう。
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