慶応大学医学部卒業後、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。留学先でのカルチャーショックから、自…
脅迫神経症・不安神経症・パニック障害
更新日:2009年06月22日
交通事故、自然災害、暴力事件など生死に関わる体験をしたり、目撃した際の恐怖や無力感によって、心が大きなダメージを受け、急性ストレス障害が出現する事があります。
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| 突然降りかかる災難。大きく動揺した時、心は解離しやすくなります |
交通事故、自然災害、暴力事件など生死に関わる体験をしたり、目撃した際の恐怖や無力感によって、心が大きなダメージを受けた時、事件後1ヶ月以内に心の症状が出現するのが急性ストレス障害です。
心の解離による解離症状が現れると共に、その体験がなかなか頭から離れません。事件の光景が脳裏に蘇えるフラッシュバック現象や事件の悪夢があり、事件に関連するモノや状況に遭遇すると、事件の光景が呼び起こされます。神経は過敏になり、ちょっとした事に過剰に反応してしまい、また、睡眠は障害され、感情が不安定になり、集中力は低下し、日常生活で十分機能し難くなります。
トラウマ体験後に起こる心の症状は多くの場合、1ヶ月以内で回復しますが、時には慢性化してしまう場合があり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と呼ばれる心の病気になる場合があります。
トラウマによる心の症状の出現は体験後1ヶ月以内とは限らず、数ヶ月、数年、時には数十年経過して出現する事があります。一般的に、早期に症状が出現するものほど予後が良好ですが、トラウマから早く回復する為には、事件の体験を他人に話す事が手助けとなります。普段、ちょっとした愚痴でも聞いてもらうと心は軽くなりますが、本当に必要な時に話せる相手がいるという事は心がける事の一つなのかもしれません。