転職活動の応募のコツ
更新日:2003年08月22日
履歴書は一片の書類にすぎませんが、人事担当者は、この1枚の紙片からさまざまな情報を探っていきます。具体的に、どこをどう読みとっていくのか、人事の意見を交えて構成しました。
■志望動機
人事担当者は、会社選び、仕事選びの志望動機から、応募者が何を求めて転職しようとしているかを探ろうとします。その動機をベースに、入社してからの仕事に向かう姿勢、会社に対する貢献の度合いまでもシミュレーションしてしまうのです。
しかし、実際には、文章が短すぎてアピール度が低いものや、内容にオリジナリティがないものが少なくありません。上っ面だけの会社研究、職種研究で、真剣味が足りないものも多いということです。
「志望の動機として、好きだからとか興味があると書いてあっても、なんら食指は動きません。で、あなたは何ができるんですかと問い直したい。きっかけとしては憧れに近いものであっても、そのために自分にはどんな適性があるのか、これまでどんな努力をしてきたのかまでしっかり伝わるものであれば、ずっと印象は良くなります」
<対策>
志望動機は、単になぜその会社、仕事を希望するのか、その理由を書けばいいというものではありません。自分のキャリアや志向と応募先での仕事内容とを結びつけて、入社したらどのような働き方ができるのか、その会社、仕事を通じてどんな将来目標を実現したいと考えているのかなどを伝えることがポイントです。
このような具体的な志望動機を書くためには、前提として自分自身のキャリアプランを明確にする必要があります。その上で、自分のキャリアプラン実現のために、その会社や仕事でなければならない理由を文章にまとめれば説得力も増すことになります。市販の履歴書用紙は志望動機欄が小さいものがほとんどですが、指定された欄で足りなければ、職歴欄や資格欄など余ったスペースを活用してもかまいません。積極的入社の意欲を訴えましょう。
その他の欄もこうチェックされる
▼名前・年齢
名前を見るのは確認のためだけのことで、それほど深い意味はありませんが、年齢は、応募資格に合致しているかを確認するとともに、社員の年齢層とのマッチングやキャリアとの適合性をチェックするために、情報としてインプットされることになります。
▼住所
現住所から判断して、通勤距離や通勤時間の目安をつけたり、支店や営業所などがある場合、配属先を考える上での参考とされます。中には、住所の番地表示から持ち家なのかアパートなのかまで推測してしまうという人事担当者もいるようです。
▼学歴
最終学歴を確認します。学校での専攻と卒業後の進路(職業)が大きくことなる場合などは、その意志決定に関わった何かがあると判断され、新卒で就職した時点での会社選びの動機が聞かれることになります。
▼資格
自動車運転免許、宅建主任など応募資格として資格を持っていることが条件となっている場合だけでなく、資格の欄を気にする人事担当者は少なくありません。持っている資格次第では、新規事業のスタッフとしての期待が持てますし、資格取得による自己啓発の意欲とともに努力を継続する姿勢を持っているかどうかがチェックできるからです。
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