世界有数のグルメ空港・新千歳空港の
土産店バイヤーがうなった個性派おみや
北海道の空の玄関口、新千歳空港は土産物店がひしめき、なかでも食のおみやの充実度は、世界でもトップクラスです。そんな新千歳空港JAL側2Fにある「スカイショップ小笠原」は、昭和38年より創業する北海道お土産の老舗。誰からも喜ばれる定番おみやはもちろん、全道を駆け回り、目と舌と足できっちり選んだ、ここならではの美味、季節限定品など多数揃えています。そんな同店のバイヤーが「これは!」と心惹かれたおみやを選んでいただきました。4粒入りと15粒入りが。消費期限が短いのでご注意を。*画像提供/小笠原商店(以下同じ) |
ホテルやケーキショップに素材を卸すイチゴの目利きが、「もっと多くの人に北海道のイチゴを食べて欲しい」と願いを込めてつくった、生のイチゴを使ったスイーツです。使用するのは、卸のプロが名人と惚れ込む生産者・小林秀太郎さんが丹精したイチゴで、ホワイトチョコレート、ビターチョコレートでそれぞれコーティング。イチゴのジューシーな甘酸っぱさは、チョコレートと相性がいいんです。生のイチゴチョコは話題性も高く、女性へのおみやにきっと喜ばれますよ。
■ほんまの『月寒あんぱん』
明治39年に札幌で生まれた『月寒あんぱん』は、100年続くロングセラー商品。北海道十勝産小豆のこしあんを薄皮で包んだ、素朴ながら深い味わいの”明治のあんぱん”です。新千歳空港は洋菓子のおみやが多いので、和菓子党の方、おじいちゃんおばあちゃんへのお土産におすすめ。空港では同店のみの扱いです。
人気料理番組の特選素材に選ばれたカチョカバロ |
ひょうたんのような形がユニークなこのチーズは、イタリア南部やシチリア北部に伝わる製法によるものです。「牧家」は伊達高原の丘陵地に広がる自社牧場で、土づくりからこだわった健やかな牧草地で放牧酪農を実践しています。そのためミルクの香りが豊かで、ほんのり甘みがあります。クセがなくて食べやすいチーズですが、熟成が進むと今度はコクが増します。一度で二度のおいしさを楽しめますよ。
コサックダンスをしているボルタ。大きさは5cm程度 |
食のおみやではありませんが、いま北海道で話題になっているのが、このキャラクター。かつて鉄鋼業が盛んだった室蘭市で生まれたボルトの人形で、コサックダンスをしたり、ミルクを飲んだりと、仕草がとてもかわいいんです。手づくりのために生産が追いつかず入荷すると2、3日で売切れてしまうほど。デスクに飾っておくと癒されます。自分用に、会社の同僚へのおみやに最適。室蘭市内のほかは、同店のみの取り扱い商品です。
いまやNO.1の人気 |
やはり、はずせないのがじゃがポックル。生産量を昨年の倍に増やしているので、以前より手に入れやすくなったものの、雪まつり期間中は入手困難との見方も。バイヤーさんにじゃがポックル入手のアドバイスを伺うと、「空港のお店の中には、納品後すぐに販売するのではなく、他店と販売時間をずらして店頭に置くお店もあります。1、2軒あたって売り切れだからといって、諦めることなくさらに数軒回ってみると、手に入れられる可能性は広がりますよ」とのことでした。
【DATA】スカイショップ小笠原
住所/新千歳空港JAL側2F
問合せ/TEL0123-46-2021
営業時間/7:00~20:30、無休
「定番商品に加え、産地に足を運び、現場を取材し納得できる北海道の逸品を、空港内のショップと下記WEBサイトでご案内しています。当店のみ扱っている商品も多く、こだわりの個性派みやげをお探しの方は、ぜひお立ち寄りください」。 ●北海道食の旬暦 ●北海道お土産探検隊 |