ご祝儀金額の相場は1名3万円と言われますが、「こんなケースでも3万円でOK?」という疑問が数多く寄せられています。そこで今回はケース別にご祝儀金額を考えてみました。
結婚式に招待されたとき、最も頭を悩ませるものがご祝儀ではないでしょうか。その証拠に、結婚式シーズンになると、雑誌やネットなどさまざまなメディアで、「結婚式のご祝儀」が取り上げられます。仕事柄、そうした記事が出ていると、一応目を通してみるのですが、世の中にはいろいろな考え方があるな~と感心させられます。
「ご祝儀マナーにいろいろな考え方があるの?」と、みなさんは不思議に思われるかもしれません。もちろん、金額の相場であったり、割りきれる数(2は除く)の金額はNGだとか、そういった基本的な内容は一緒なのですが、ご祝儀というもののとらえ方が人それぞれあって、そのとらえ方によって金額の増減のさじ加減やマナーも微妙に変わってくるような気がしています。ここではいくつか参考になりうる情報をお伝えします。
ご祝儀の相場はいくら?
ご祝儀で気になるのは一体いくらが相場なのかということ。ご祝儀はあげる人ともらう人の関係や年齢によって違ってきますので、1名あたりいくらが相場と言いきることはできません。
だいたいはあげる人ともらう人の関係で相場をはじき出すことが多く、ゼクシィの結婚トレンド調査2004によれば、ゲスト別の平均額は友人・同僚が2.7万円、上司3.5万円、親族6万円、恩師3.3万円となっています。
これは平均額なので半端な金額となっていますので、実情に即して直すと、友人・同僚が2万円か3万円、上司・恩師が3万円か5万円といったところでしょう。親族はつき合いの深さにもよると思うのですが、5万円か10万円というのが多いようです。
さまざまな考え方があるなかで、私がやや違和感を感じるのは、結婚式会場の格に合わせてご祝儀額を決めましょう、というもの。カジュアルな会場ならご祝儀は少なくてもOKというのはもちろん、高級ホテルだからご祝儀は多めにというのも、ちょっどうなのよ? とい感じがしなくもありません。
高級ホテルの披露宴は費用がかかっているから新郎新婦のためにもご祝儀は多めにというのは、確かに新郎新婦のことを思いやったとてもやさしい考え方だとは思うのですが、招待客がそこまで気を使う必要はないのではないかと思います。高級ホテルを会場に選んだのはいうなれば新郎新婦の勝手ですしね。
ご祝儀というのは披露宴の料金ではないと思います。もちろん祝宴の費用の足しにという気持ちはあるにせよ、今後の結婚生活に役立てて下さい、というお祝いの気持ちで贈るものではないでしょうか。だから、結婚式がどんな会場で行われようとも、基本的には左右されるべき性質のものではない気がします。
割りきれる数字は縁起が悪い?
さて、上に上げた相場金額でひとつ気になることはありませんか? そう、4万円をあえて避けているということ。4は死に通じることから縁起が悪いとされ、結婚式では避けるべき数字。ですから、ご祝儀も4万円は包まず、3万円か5万円にするのです。同様に、9は苦に通じますので、こちらも避けてください。
また、偶数は割りきれてしまうので、縁起が悪いとされています。となると、2万円もダメなの? と疑問を持たれると思いますが、なぜか2万円だけはOK。おそらく2万円というのがご祝儀金額として比較的使われやすい額だからからだと思われます。
そのため、2は「夫婦」を表すとか、二重の喜びに通じるなどと、理屈をつけることも。ただし、先方がものすご~く縁起を担ぐ人の場合、偶数を忌む場合もあります。そんな時は、1万円札1枚と5千円札2枚にして、割りきれない枚数を包むとよいと思います。
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