京都の和食

更新日:2008年01月28日

割烹 りん洸

老舗割烹の遺伝子を受け継いだ実力派の隠れ家的割烹「りん洸」。定番の「丸鍋」を始め、どの料理もハイレベルで、酒を呼ぶものばかり。お酒好きな方なれば、存分に愉しめる一軒といえるでしょう。

定番の丸鍋

・焼物
焼物。
この日は二種類もの焼物が登場。

焼き物は「鮭」と「鰻のゴボウ巻き(八幡巻き)」。脂の乗った鮭の身は、丁寧に焼き込まれることで、しっとりとした膨らみのある食べ応えとなり、皮も香ばしく仕上げられています。

そしてもう一つの「八幡巻き」のほうは、脂の乗った鰻を、とろとろふわふわ食感に焼きつつ、それを味付けしたゴボウに巻いた一品。口の中で鰻とゴボウという異なった二種類の食材が一つになっていき、同時にそれぞれの香りと旨味が余韻としてしっかりと残っていくという匠の技。素材の質と、それを活かす技術、さらに作りたてという付加要素が、味わいをさらに引き立ているのでしょうね。

・酢物
酢物。
酢物は三種盛り。

酢物は、「小鯛の昆布締め」・「ししゃもの南蛮漬け」・「平目の昆布巻き」による一品。繊細な酸味の味付けや、添えられた胡瓜の美しい細工など、心憎いほど精妙な手の施しようは、さすがは京料理といったところです。

・丸鍋
丸鍋1。丸鍋2。
熱々出来たての丸鍋この日は卵付きです。
そして、「たん熊」系の店では欠かせないのが名物ともいえる「丸鍋」。昆布を使わずに、日本酒と水、それにスッポンだけで作り上げられた丸鍋は、食べ始めは少しあっさり加減ですが、食べ進むほど、煮立ったスッポンからエキスが流れ出て、ちょうどよい濃さになるよう心憎く仕込まれてあり、スッポン好きな方なれば感激されること間違いなし。

・〆の御飯
白御飯。香の物。
ふっくら白御飯香の物
そして最後は白御飯と香の物、赤出汁で〆。自家製の漬物は、御飯にピッタリの良い塩梅です。

料理と酒を愉しむ一軒

鮭。
「たん熊北店」の社長室から譲り受けられたという鮭の木彫り。
老舗割烹の遺伝子を受け継いだ実力派の隠れ家的割烹。定番の「丸鍋」を始め、どの料理も極めてハイレベルで、酒を呼ぶものばかり。しかも、置いてある酒は、ご主人の地元である福井の酒や、滋賀の「琵琶の長寿」など、料理に合いそうな酒(焼酎も)が充実の揃いっぷりですから、お酒好きな方なれば、存分に愉しめる一軒といえるでしょう。

「割烹 りん洸」も掲載されているレストランガイドブック「もう一度食べたい! あのお店の一皿」>>詳細はこちら

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・店名: 割烹 りん洸
・所在地:京都府京都市下京区堀川通綾小路西入ル
・アクセス:阪急電鉄京都本線「大宮駅」徒歩約3分
・地図:Yahoo!地図
・TEL:075-822-5558
・定休日:不定休
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麻生 玲央

関西グルメ情報の若き担い手として、書籍など各メディアにて活躍中。

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