文章:中野 豊(All About「名作映画」旧ガイド)
映画史に残る哲学的なSF『2001年宇宙の旅』や、ファンタジーSF映画の最高峰『E.T.』、近未来SFサスペンスの傑作『ブレードランナー』など映画史に残るSF映画は沢山ありますが、今回は、おっかないSFホラー映画5本を選んでみました。さぁ画面の前で絶叫してください!
『エイリアン』
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ALIEN 『エイリアン』 |
地球への帰途についていた宇宙貨物船ノストロモ号は、謎の救難信号を受けて未知の惑星に降り立ちます。そこには異星人の船があり、船内には無数の奇怪な卵が存在していました。卵から飛び出した奇妙な生物が顔に貼り付いたケインを船内に連れ帰りますが、彼の体内にはすでに異星生物の幼体が産みつけられていたのです。ケインの腹を突き破り姿を現したのは男性性器のようなエイリアンで、脱皮を繰り返し巨大に成長します。
H・R・ギーガーの美術の素晴らしさ(グロテスクさ)と、宇宙船という密室
の恐怖!そして乗組員が一人一人、エイリアンの餌食となる恐怖!
SFホラーの最高峰と言いたい本作は、美術や撮影など、マニアックなアプローチが過去のホラー映画を凌駕する出来栄えです。こんなに怖いSF映画は他に観たことがありません。続編の『
エイリアン2』も本作に迫る出来栄えですので、是非1・2と観て、宇宙の恐怖に縮こまってください!
[作品情報]
・1979年/アメリカ映画/上映時間:118min
・監督:リドリー・スコット
・出演:トム・スケリット、シガーニー・ウィーヴァー、ジョン・
ハート、ヴェロニカ・カートライト、イアン・ホルム
『遊星からの物体X』
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THE THING JOHN CARPENTER'S THE THING『遊星からの物体X』 |
グロテスクさなら『エイリアン』にひけを取らない本作は1951年制作のハワード・ホークス、クリスチャン・ネイビー監督作『
遊星よりの物体X』のリメイクですが、視覚効果はやはりこちら、1982年版の気味の悪さに軍配をあげての紹介です。
北極の氷に埋まった宇宙人の死体を回収したものの、蘇生して人間に襲いかかる、おどろおどろしい「物体」に注目!
気味の悪い生物に次々と様変わりして、ラストの恐怖まで一直線!グロテスクな映像が多いので、ご注意ください。
[作品情報]
・1982年/アメリカ映画/上映時間:109min
・監督:ジョン・カーペンター
・出演:カート・ラッセル、A・ウィルフォード・ブリムリー