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更新日:2008年08月15日
8月4、5日の両日、日本武道館にて宮崎駿監督作品9作で音楽を担当している作曲家のコンサート「久石譲 in 武道館」が行われました。その模様を写真たっぷりでお届けします。
8月4、5日の両日、日本武道館にて宮崎駿監督作品9作--『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』--で音楽を担当している作曲家によるコンサート「久石譲 in 武道館」が行われました。当日のお天気はあいにくの雷雨。とはいえ、およそ1万人(3回の公演で約3万人)が集いました。登壇準備をする久石さんの姿に、いちはやく気づいた観客からは、拍手が起こります。そしてスポットライトのなか、さっそうと歩む姿に割れんばかりの喝采。
コンサートの幕開けは、宮崎×久石の出会いとなった作品『風の谷のナウシカ』から。まずはスタジオジブリの背景でおなじみの男鹿和雄氏の背景画が巨大スクリーンに。そして『風の谷のナウシカ』本編を映す。数々の感動の場面の映像をバックにし、奏でられる音色が響き渡ります。静かに聞き入るばかり。続く『もののけ姫』『魔女の宅急便』は、組曲形式で演奏。ソプラノ歌手の林正子さんらゲストが次々と出演してゆきます。写真の白いドレスの女性は、久石さんの娘さんでシンガーソングライターの麻衣さんです。
コンサートの構成・演出を手がけた久石さん。当日は、指揮とピアノもなさいます。管弦楽は、新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ。合唱は、栗友会合唱団、東京少年少女合唱隊。ゲストヴォーカリストは、ポニョでおなじみのユニット「藤岡藤巻と大橋のぞみ」、林正子、麻衣、平原綾香 (敬称略)でした。この日のオーケストラやコーラスは1千名を超える大編成。しかも雷雨のせいで場内の湿度もたいへん高くなり、久石さん自身が思わず「舞台の上も湿気がすごい。ピアノの鍵盤3つぐらいすべる感じです」と、苦笑いしながらコメント。とはいえ「最高のパフォーマンスをお見せします。期待してください」と断言されました。(素敵!)
そして、お待ちかねの最新作『崖の上のポニョ』から主題歌を含む8曲と続く。『天空の城ラピュタ』では、マーチングバンドが場内を行進しはじめ、久石の指揮の下パフォーマンスを見せます。ステージだけではない演出に観客はびっくり。
締めとなる『となりのトトロ』でのスペシャル映像は、宮崎駿監督とピクサーのジョン・ラセター監督の歌声も。アンコールを含め34曲を演奏し、夢のような空間を提供してくれました。観客からのスタンディングオベーションに対して、楽団に起立と指示してスタンディングの返礼をする一幕で、一体化したとき、最高の瞬間と誰もが感じ取ったはず。南としては、鳥肌と涙の繰り返し、やっぱり「生」はいいですね。夏休みがないので、このコンサートが2008年夏の最高の想い出となりました。みなさんも、機会があれば、ぜひお出かけください。
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(執筆者:南 樹里)
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