DTM・デジタルレコーディング関連情報

更新日:2007年10月17日

Propellerhead社長に聞くReason開発秘話

先日、スウェーデンの本社からPropellerheadのCEOと副社長が来日し、Reason4の発売の記念パーティが開かれました。この際、そのお二人にインタビューができたのでその内容を紹介しましょう。

10月16日、東京・六本木のスウェーデン大使館で、Reason4のお披露目イベントが行われ、スウェーデンにあるPropellerhead本社から社長兼CEOであるErnst Nathorist-Boos氏、副社長であるTimothy Self氏(以下、敬称略)が来日し、Reason4の魅力について語りました。そのイベントの合間を縫って、このお二人に単独でインタビューすることができたので、普段聞けない話を含めて伺ってみました。

驚くべきものしか開発しない


Reason4
Propellerheadの社長兼CEOであるErnst Nathorist-Boos氏
--Reason4発売おめでとうございます。先日、私もいろいろ触ってみて非常に強力なソフトに仕上がっているのに感激しました。とくにThorは自分でシンセサイザを自由に組み上げられるので、非常に面白いです。また日本語に対応したことにもちょっと驚きました。

Ernst:ありがとうございます。Reason4は今年の1月のNAMMで発表しましたが、世界中から大きな反響をいただきました。ヨーロッパ、US、日本などいろいろな地域の方々に使っていただいており、従来から日本語化はしたかったものの、会社が小さいこともあって、なかなかできず、今回ようやく実現することができました。

--日本人にはうれしい限りですが、よく見ると、スウェーデン語には対応していないんですね!

Ernst:スウェーデンは人口900万人という小さな国です。また全員が英語も話せるため、スウェーデン語化よりも日本語化のほうが重要と判断したんですよ(笑)。


Reason4
10月10日にリリースされ、日本語化にも対応したReason4
--PropellerheadはReCycle!が登場したころから、ずっと注目してきました。その後、ReBirth、Reasonなど本当に革新的なソフトを出してきて、何度も驚かされました。とくにReasonの初期バージョンのコンセプト、またリアパネルでケーブルがブラブラ揺れるあたりの凝りようも感激した覚えがあります。どうしてこんなにすごい技術が生み出せるのでしょうか?

Ernst:当社では「Making Musical Dreams Real」(音楽の夢を現実に)、「Stunning Products」(驚くべきものでなければ開発しない)、「Revolutionary Technology that Works」(革新的テクノロジーできちんと動くもの)ということをキーワードにして開発しています。Reasonのコンセプト自体は、ReBirthを作った当時からあったのですが、当時はマシンパワーの問題やわれわれの開発力の問題もあって実現しませんでした。しかし、2000年ごろにメドがたち、作り上げたわけです。

Timothy:あのケーブルがブラブラと動くのも、開発コアメンバーのアイディアでしたが、当時は社内でもクレイジーっていわれていましたよ。でも、それを実現してしまったんですね。
1 2 3
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

藤本 健

DTM(デスクトップ・ミュージック)という言葉が生まれてから20年以上が経ちました。それ以前からずっ…

続きを読む

住まいには、人の個性がよく現れるもの。同じ空間をどのように使うかで、雰囲気も、快適さも大きく変わってくる。ここでは、「建築家と家を建てる」ガイド の川畑博哉氏が厳選した10軒を紹介し、建築家それぞれのこだわりのポイントを紹介しよう。建築のプロたちが考え出した、マネしたくなるアイデアが満載! さぁ、いますぐチェック!

趣味関連コミュニティ

北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ

メルマガ登録

【エンタメメルマガ】「わかりやすい趣味の手順」「気になるエンタメ情報」「スポーツの裏側」など、ガイドがわかりやすく情報をお届けします。

ショッピングカタログ

All About ウェブマガジン

女性向け

雨が楽しくなる!レイングッズ15

男性向け

マネしたくなるアイデア住宅

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?