ヒーターの種類と特徴
電気暖房機の中でもさまざまな種類があるヒーター
「
暖房器具の種類と特徴」で紹介したように、ファンヒーターやカーボンヒーター、オイルヒーターなど、電気暖房の中で最も種類が多いのがヒーターでしょう。そのため、どのタイプを選べば良いか迷うことも多いはずです。そこでヒーターの種類別に、仕組みや長所、短所、適応畳数のバリエーションなど、その特徴を整理してみましょう。
ファンヒーター
室内の空気を吸い込み、主にセラミックヒーターの熱で温風にして吹き出し暖めるタイプ。スイッチを入れればすぐに温風が吹き出すため、すぐに暖かくしたい時に向きます。
しかし風が出続けるため、ホコリの舞い上がりや乾燥が気になることも。消費電力は1200W前後(1時間で約26.4円)で、10畳前後の部屋全体を暖めることができる能力のものから、600W程度(1時間で約13.2円)で足元やトイレなどの個室を暖める小型のものまであるため、価格も幅広くあります。
■代表機種: HX-A120(シャープ)
セラミックファンヒーター。加湿器が一体になっているため、乾燥を防ぎながら暖房できる。人気のプラズマクライスターイオンも搭載。
- メーカー名:
- シャープ
- 価格帯:
- ¥28,000 ~ ¥28,000
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遠赤外線ヒーター
(電気ストーブ、セラムヒーター、カーボンヒーター、パネルヒーターなど)
赤外線の種類や機器の形状により呼び方が異なるため、いろいろな名称があるが、基本的な仕組みは同じ。ヒーターから出る赤外線を反射板などで前面に放出し、赤外線が当たった対象物(人や壁など)を暖め、その輻射熱で空間がジワジワと暖まるタイプです。
赤外線は体にあたるとすぐに暖かさを感じるため、寒さをすぐ緩和させたい時に向きますが、広い範囲をカバーするには時間が必要。パワーの大きいもので消費電力が900~1200W程度(1時間で約19.8~26.4円)。縦に長い形状でコンパクトなタイプが増えています。価格も1万円前後で、手軽に導入できます。
■代表機種:コアヒート DH-1111R(S) (コロナ)
遠赤外線ヒーター。温度調節は10段階。首振り機能付きで可動範囲は左右70度で、上方への角度調節は30度まで可能。「省エネセンサー」は、ヒーターの前から一定時間人が居なくなると、自動で節約運転に切り換わる優れモノ!
- メーカー名:
- コロナ
- 価格帯:
- ¥23,877 ~ ¥29,290
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オイルヒーター
パネル内部にある密閉された難燃性のオイル(オイルは補充不要)を電気で温め、そのオイルを循環して放熱するタイプの暖房機。立ち上がりは遅いが、放射熱により部屋全体をおだやかに暖めるので、静かでソフトな暖かさが人気です。ちなみにオイルファンヒーターは「石油ファンヒーター」のことです、混同しないように。
基本的には、長時間いる部屋向きですが、たとえば、消費電力1500W程度(1時間で約33円)で10畳用が目安となり、電気代がかかるのでエアコンなどとの併用をおすすめします。
容量は個室向きの1500W~1畳用の500W(1時間で約11円)と幅広くありますが、価格は3~5万円程度とやや高め。ヨーロッパで普及していたため、海外メーカーが主流で、レトロな印象のするデザインも人気のひとつです。構造上、重量が重くキャスターがついているタイプが多いようです。
■代表機種:ドラゴンデジタル TDD0915W (デロンギ)
オイルヒーターの有名ブランド。細かなON/OFF調整ができたり、安全性の高い設計で赤ちゃんのいるご家庭などに人気。 今年の新製品は「ECO運転モード」が搭載されたのが注目ポイント。
- メーカー名:
- デロンギ
- 価格帯:
- ¥37,500 ~ ¥47,800
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