“毎日コツコツ”が新習慣! チョコレートの驚くべき効果って?

バレンタインで盛り上がるこの時期、「チョコはおいしいけど食べすぎが心配……」とお悩みの方も多いのでは? ところが、食べ方によっては、チョコレートはとっても優秀なスイーツなんです! その理由を、All About「食事ダイエット」ガイドの岡田明子さんに教えていただきましょう。

提供:株式会社 明治

お話をうかがった方

岡田 明子

「食事ダイエット」ガイド:岡田 明子

自身の13kgのダイエット成功経験と管理栄養士の経歴をいかし「食べてキレイにやせる」ダイエットメソッドを確立。飲食店などのレシピ開発やセミナー講師、執筆活動を精力的に務める他、延べ5000名以上の方にダイエットサポート実績があり、ダイエットに悩む方への個々の生活習慣に合わせた的確な指導に定評がある。

近年人気の高カカオチョコレート。次に続くトレンドは?

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世の中がバレンタインでにぎわう2月。今はパートナーだけではなく、友人や同僚にもチョコレートをあげたりもらったりする機会が増えています。同時に心配なのが、ついつい食べすぎてしまうこと。

「特に健康に関心のある方は、スイーツを控えがち。でも、チョコレートに関していえば、食べることで意外なメリットもあるんです」

そう話すのは、管理栄養士の岡田明子さん。注目は、チョコレートに含まれる「カカオ」なんだそう!

岡田さん(以下敬称略)「近頃は、デパートやコンビニなどで高カカオのチョコレートをよく見かけます。カカオは、ポリフェノールや食物繊維を豊富に含む優秀な食材。高カカオチョコレートを筆頭に、今、カカオが見直されているんです」

健康志向の高まりによって、今は空前の高カカオチョコレートブーム。それに加えて、まだあまり知られていない、チョコレートの新たな魅力がちょっとした話題になっているのをご存知ですか? それがズバリ、「低GI値のチョコレート」! さっそく詳しくご説明しましょう。

今さら聞けない! 食べ物の「GI値」ってなんだっけ?

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近頃では血糖値への関心が高まったこともあり、もともとは専門用語だった「GI値」という言葉も広く知られるようになりました。ここであらためて、GI値とは何か、岡田さんに教えてもらいましょう。

岡田「GI値とは、食後の血糖値の上昇度を示す指標のこと。食品ごとにGI値が設けられており、この値が低いほど糖質の吸収が穏やかで、血糖値の急上昇を防ぐといわれています。そして、意外なことに、チョコレートの中にも低GI値のものがあるんです」

身近にある低GI値のチョコレートといえば、明治の「チョコレート効果」がそれ。オーストラリアの大学で行われた実験によると、「チョコレート効果カカオ72%」のGI値が29、「チョコレート効果カカオ86%」のGI値が18という驚きの結果が出たそうです。バナナなどの果物よりもGI値が低いなんて、ちょっと驚きではありませんか?「チョコレート効果」をきっかけに、スイーツのイメージを覆す低GIのチョコレートがブームになるかもしれません!

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出典:Atkinson, S. F., et al., Diabetes Care 31:2281–2283, 2008

そのポテンシャルの高さに注目!「チョコレート効果」が本当にスゴイ

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明治「チョコレート効果」は、発売20年を越えるロングセラー。高カカオチョコレート市場の売り上げナンバーワン(※)を誇り、食べたことがある方も多いでしょう。すでにご紹介した通り、2018年の研究で低GI食品であることが新たに分かり、そのポテンシャルの高さにますます注目が集まっています!

岡田「一般的に、高GI値の食品は、血糖値が急上昇した後に急降下しやすく、食べた後にもすぐ空腹を感じやすい傾向があります。『チョコレート効果』は低GI食品のうえ、高カカオで食べ応えもあるので、『食後にすぐ何か食べたくなってしまう』という方にもおすすめです」

さらに着目したいのが、「チョコレート効果」に含まれるポリフェノールの量。なんと、1枚あたり127mgも含まれているんです(72%の場合)!

岡田「どうせチョコレートを食べるなら、ポリフェノールが豊富な方がお得感がありますよね。おやつを食べる際に罪悪感を抱いてしまう方も多いと思いますが、適量を適切なタイミングで食べることがポイントです。少量を手軽に食べられて、ポリフェノールをたっぷり摂取できる『チョコレート効果』は、健康を考える方のおやつにぴったりだと思います」

※インテージSRI 高カカオチョコレート市場 2015年6月~2018年5月累計 ブランド別販売金額

1日3~5枚が目安! チョコレートを習慣化しよう

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健康のために、ポリフェノールは積極的に摂取したいもの。ところが、水溶性であるポリフェノールは、一度に多量に摂取しても体内にとどめておくことができません。そのため、毎日少しずつ身体に取り入れることが大切です。

岡田「厚生労働省によると、1日の間食によるカロリー摂取量の目安は200kcal。『チョコレート効果』なら、1日3~5枚を目安に食べるといいでしょう。ポイントは、時間を空けて1枚ずつ食べること。特に、食事と食事の間に長く時間が空いてしまうときのおやつにおすすめです」

岡田さんいわく、極度の空腹状態で急に食事をとると、血糖値が急激に上がってしまうリスクがあるのだとか。低GIの『チョコレート効果』を間食に上手に活用して、1日3~5枚のチョコレートを毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか?

岡田「『チョコレート効果』をお料理に使うのもいいでしょう。ビーフシチューやカレーに入れれば、手軽にコクのある味わいを楽しめます。さまざまなアレンジを楽しみながら、“毎日コツコツ”の高カカオチョコレート習慣を無理なく続けていければいいですね」

「チョコレート効果」で、新たな高カカオチョコレートの魅力や食べ方を発見。健康に関心がある方はぜひ、毎日の高カカオチョコレート習慣に取り組んでみてくださいね。