椅子の心地よいサイズチェックポイント
下の図をご覧になりながら確認してください。1)座面の高さ
座面の前が高すぎると大腿部(太もも)の裏側に圧迫を与えます。ですから、膝がすこし上がり気味の方が疲れません。
2)座の奥行
座面が深すぎると、背もたれと身体の間、とくに腰回りに隙間ができ不安定な状態となります。また、膝の裏を圧迫し、とても疲れます。座の奥行は、少し浅めの方が良いですね。
3)背もたれ
座った時に腰や背を安定させるのが背もたれの役目です。腰部分の「なじみ具合」が疲れないポイントです。
4)座と背もたれの角度
使用する状態や用途によって違ってきますが、とにかく椅子に直接座って、腰や背中のなじみ具合を確かめてください。
5)座と背もたれのカーブ
必要以上にカーブしている座や背もたれは、身体に圧迫感や窮屈感を与えとても疲れます。格好いい!からといって必要以上にカーブしているものや身体になじまないものは避けましょう。
6)肘掛け(アーム)の高さ
一般的に肘掛けが高いと肩が疲れ、逆に低いと落着かないですね。肘掛け
同士の感覚も広すぎると肩こりや疲労の原因になります。
上記のチェックポイントが、心地よい椅子選びのコツ。
人の身体は千差万別。とにかく、自分の『心地よいサイズ』を見つけておくことです。
では、具体的に目安になる各サイズについて………、これは次回にしましょう。
次回家具コツ3は、¨心地よい『サイズ』2・テーブルそして収納家具¨についてお話しします!
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*参考文献:家具の辞典/朝倉書店 家具デザインと製図/山海堂
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