販促プロモーション/販促・プロモーションの基礎知識

DMのポイント その3 DM制作のポイント

手間ヒマかけて送り先のリストを作り、工夫を凝らして開封してもらったDM。1件でも多くの反応が欲しいところです。今回は、反応率の高いDMを制作するために気をつけるべきポイントについてご紹介します。

横井 孝治

横井 孝治

介護・販促プロモーション ガイド

2001年の夏から急に始まった両親の介護を通して、多くのことを考え、悩み、そして学んできました。現在は、正しい介護情報を多くの方々と共有するため、介護情報サイトの運営や、執筆、講演活動を行っています。2011年からは、20年以上のキャリアをもとに「販促プロモーション」ガイドにも就任しました。

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貴重な時間とコストをかけてDMを送る以上、1件でも多くの反応を獲得することは大きな目標となります。そのために重要なのは、前回に学んだ開封率を上げるためのテクニックと、今回ご紹介する反応率を上げるためのポイントです。

DMの反応件数は、下記のような式で表すことが可能です。

DMの反応件数=配布数×(開封率×反応率)
 

なぜ、DMリーフレットに反応しないのか

せっかくDMを出す以上、反応率アップは重要な課題です

せっかくDMを出す以上、反応率アップは重要な課題です

そもそもDMを開封してリーフレットを読んだ人が思うように反応してくれないのには、どのような理由があるのでしょうか?

実はDMリーフレットとチラシの反応率が上がらない理由はよく似ています。ここでは代表的な原因のリストをご紹介するので、詳細についてはチラシの反応率についての記事をご覧ください。

【DMリーフレットの反応率が上がらない理由】

  1. 自分には関係の無いものだと思われている
  2. ベネフィットがわかりにくい
  3. DMリーフレットに書かれていることが信用できない
  4. コピーが稚拙で、書かれている内容に共感できない
  5. DMリーフレットのデザインがわかりにくい

 

反応率が高いDMリーフレットの構成要素

では、どのような要素を掲載すれば、DMリーフレットの反応率が良くなるのでしょうか?

こちらについても、DMリーフレットとチラシは非常によく似ています。ここでは重要な構成要素のリストをご紹介するので、詳細についてはチラシの構成要素についての記事をご覧ください。

【反応率を上げるためのDMリーフレットの構成要素】

  1. ターゲットへの呼びかけ
  2. キャッチコピー
  3. 選ばれる理由
  4. 商品・サービス詳細
  5. 具体的な裏付け(エビデンス)
  6. オファー
  7. リスクヘッジ
  8. クーポン
  9. 連絡先


では、DMとチラシはまったく同じ内容のもので良いのでしょうか?

場合にもよりますが、「反応率を高める」という観点から言うと、DMならではの違いがあります。それが、DMリーフレットと一緒に同封される「セールスレター」です。

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