鉄道/鉄道関連情報

お手軽「撮り鉄」スポットガイド

列車の走行写真を撮影する「撮り鉄」。本格的に撮ろうとすると、人里離れた山中や海岸など手間暇がかかる上に、素人だと危険もともないハードルが高そうだと、断念してしまう人も多いかもしれない。そんな初心者に、駅からも近く、足場もしっかりしていて誰もが気軽に「撮り鉄」気分を味わえるスポットをご紹介しよう。

野田 隆

野田 隆

鉄道 ガイド

名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL・D51を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、「ヨーロッパ鉄道と音楽の旅」を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。

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話題の「SL銀河」を気楽に撮れるスポット

SL銀河

めがね橋を渡る「SL銀河」

はまゆり通過

SLの直前には快速「はまゆり」が通過する。試し撮りをしておこう

4月12日から運行を開始し、話題になっているJR釜石線の「SL銀河」。駅のポスターでも、「銀河鉄道」ゆかりの「めがね橋」を渡るイメージ画像が目につく。きっと不便なところにあり、足場もよくない場所だと思うかもしれない。ところが、これが実にお手軽な撮影地で、かなり多くの人が集まっていても、それらしい写真が撮れる場所なのである。

「めがね橋」(正式には宮守川橋梁)は、道の駅「みやもり」の敷地に隣接している。敷地内にある公園から簡単に撮影できるし、道の駅には土産物店、レストラン、それにトイレもあるので便利だ。JR釜石線宮守駅からは歩いて7~8分、クルマなら国道283号線(釜石街道)を花巻あたりから遠野方面に進んで、道の駅みやもりで駐車すればよい。当分は混雑必至だから、早めに到着して三脚を立てて場所を確保したほうがよい。そうすれば、場所を離れてトイレに行くこともできる。

(関連サイト)
「SL銀河」に乗る
今、話題の『SL銀河』&蒸気機関車大集合
道の駅みやもり ショッピングタウンmm1

案内図

宮守駅にある案内図

(アクセス)
東京 7:16(東北新幹線「はやて111号」仙台8:58⇒新花巻着10:00
新花巻10:09(釜石線普通列車)⇒宮守10:33
「SL銀河」宮守発車 11:40

宮守12:42発の快速「はまゆり3号」に乗車すれば、遠野で「SL銀河」に追いつくので、そこから釜石まで「SL銀河」に乗車したり、遠野発車や、その先の快速停車駅岩手上郷周辺で再度、「SL銀河」を撮影することも可能だ。
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