激安な本格4WDエコカー
![アウトランダーPHEV](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/4/0/7/2/7/7/407277_1.jpg)
アウトランダーPHEV
![本格的なECOカーで初めての4WD](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/4/0/7/2/7/7/407277_2.jpg)
本格的なECOカーで初めての4WD
では燃費の良さ(燃料コストの低さ)をアピールポイントにしているディーゼルエンジンと比べたならどうなのだろうか? 同じSUVカテゴリーに属す売れ筋モデルであるマツダCX-5のディーゼル車と総合コストで比べてみたいと思う。
まず車両価格。アウトランダーPHEVは前述の通り289万4千円。CX-5のディーゼルの価格を調べてみたら、4WDで261万円(18万円のクリーンディーゼル補助金含む)。単純計算だと28万4千円差ということになる。この差額を電気料金の安さでカバー出来るか?
![航続距離60kmはカタログ値。7割ほどとして、42km?](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/4/0/7/2/7/7/407277_3.jpg)
航続距離60kmはカタログ値。7割ほどとして、42km?
あらま! 28万4千円の価格差は6万km走った段階で無くなってしまう。通常料金の3分の1になる夜間電力を使って充電すれば、4万km走るとモトが取れる。なるほど三菱自動車の主張は大いに納得出来る。アウトランダーPHEV、ランニングコストまで考えたら安い!
![SUVの4WD車の中で最も総合コストの低いモデルと言える](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/4/0/7/2/7/7/407277_4.jpg)
SUVの4WD車の中で最も総合コストの低いモデルと言える
ただ補助金(43万円)が少ないとディーゼルに勝てない。いや、ディーゼルの補助金も出ない可能性ありますけど……。いずれにしろ2013年度の補助金次第といった展開になっている。
もし40万円前後出るなら、迷うことなくアウトランダーPHEVをすすめたい。クルマそのものの仕上がりは文句無し! 電気自動車モードだと当たり前の如く静か。電池容量が減るとエンジンを併用するハイブリッドモードに自動切り替えとなるが、エンジン音も静か。アクセル全開にしない限り、エンジン掛かったことすら解らないかもしれません。素晴らしく上質なクルマです。