テクノポップ/アーティストインタヴュー

楽器化した義足Leg TwoとShampoo

平沢進氏のプロデュースのもと、『Tonight』でデビュー、そしてLeg Two(楽器化した義足)を纏い最新アルバム『BLIZZARD DRIVE』をリリースしたShampooの折茂昌美さんにインタヴューです! デビュー時から現在までをたどるShampooクロニクルとなっています。

四方 宏明

四方 宏明

テクノポップ ガイド

テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年に設立。2016年に『共産テクノ ソ連編』を出版。さらに、プロダクトリサーチャーとして、商品、サービス、教育にわたる幅広い業種において開発コンサルティングに従事。Twitter(hiroaki4kata)も随時更新。

...続きを読む

平沢進さんの生徒だった

ガイド:
tonight

Tonight

今回のインタヴューはとても楽しみにしていました。結成から現在に至るShampoo、そして折茂昌美さんに迫りたいと思います。P-MODELの平沢進さんのプロデュースで、二人組Shampooとして1982年にシングル『Tonight』でデビューされたんですけど、折茂さんはもともと平沢さんの生徒だったんですね。

折茂:
はい。シンセサイザー教室の生徒でした。

ガイド:
シンセサイザーを習おうってどうして思われたのですか? 当時、まだ女性でシンセサイザーを習っていた人は珍しかったのでは?

折茂:
shampoo-orimo

Shampoo (折茂昌美)

シンセサイザー自体が、まだ一般的ではなかったですね。とても高価なものだったし、珍しくて興味津々でした。そんな時にヤマハが比較的手に入りやすい値段のCS10を教材にしたシンセサイザー教室を始めたんです。私はCS10を持っていませんでしたが、ともかくソコに行けばシンセサイザーに触れるという…その一心で(笑)。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 8
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます