プレゼンテーション/プレゼンテーションの基本

プレゼン資料のデザインの作り方・ポイントとは

今回はプレゼンテーション資料の作り方・デザインのポイントについてお話しします。どういうプレゼン資料が見やすいのでしょうか? プレゼンでの主役が話し手であるとしたら、プレゼン資料については何を気をつけなければならないのか考えてみましょう。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

プレゼン資料のデザイン、ポイントとは?

プレゼン資料のデザイン

プレゼン資料の位置づけとは?

さて、今日は「プレゼン資料のデザイン」というテーマで話してみたいと思います。

これまでこのテーマに触れてこなかったのは、私自身の考えとして「プレゼン資料よりも、話し手のトークのほうが何倍も大切」という思いが強いから。

ですがそれを前提としていてもなお、お話しするべきことは多いんじゃないかと思い、このテーマを持ってきました。ぜひ、お付き合いください。
 

わき役は主役を押しのけてはいけない

プレゼン資料は話し手のトークに対してわき役の役割でしかないと考えています。

もしプレゼン資料が主役なのであれば、それはわざわざプレゼンの場を設定するまでもない。資料だけ配って終わりにすれば良いわけだから。プレゼンの醍醐味はライブであること。だから話し手が主役なわけです。

さて、プレゼンでの主役が話し手であるとしたら、プレゼン資料については何を気をつけなければならないのか? ズバリ、主役の邪魔をしないことでしょう。

主役には主役の役割があり、わき役はわき役の役割があります。そして、わき役が引き立つのは、その役割を全うしたときであり、決して出過ぎたときではないのです。
 

美しさと見やすさ

では、「プレゼン資料が出過ぎる」というのはどういうことを指すのでしょうか?

大きく2つあると思います。
・文字が多すぎて、資料を読み込む必要がある
・アニメーションが多すぎるなど、資料にばかり目がいく

まず1つめからいきましょう。
1スライドあたりの文字数は50文字以内が望ましいでしょう。あるコンサルタントが「1スライドあたりの文字数は100文字以内」と書籍で言っていましたが、100文字は明らかに多すぎです。

50文字についても、文章としてベタ書きで並べたのでは、見づらいでしょう。四角でキーワードを囲ってみたり、極力見やすくする工夫が必要です。

2つめについても同様です。元来「動くもの」というのはどうしても注目してしまいがち。ムダにアニメーションの多いプレゼンは、気が散るだけです。アニメーションや派手な装飾等は、ここぞという場所に限りましょう。


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