ビーズの8の字編みの基本テクニック
ビーズの8の字編みのコツをつかんでブレスレットや指輪を作ろう
テグス編みビーズアクセサリーの基本となる「8の字編み」を解説します。これさえ理解してしまえば、ほとんどのテグス編みの作品に応用できますよ。
各写真は、クリックで拡大されます。わかりにくいところは、クリックを!
【手順1】
テグスにビーズを指定の数だけ通す。テグス編み作品場合、ビーズの数に過不足があると修正が難しいので、確かめながら通すこと。編み始めのビーズは、基本的にはテグスの中央にくるようにする(100cmのテグスならば、一端から50cmの位置に)。
【手順2】
左右どちらか一端のビーズ1個に、反対側のテグスを通す。これをテグスを
交差すると言う。右図のように輪になったら、左右のテグスを均等に引っ張って、たるみをなくす。これをテグスを
引き締めると言う。引き締めるとき、左右のテグスの長さが同じになる(=ビーズがテグスの中央にくる)ように注意すること。
【手順3】
左右のテグスそれぞれに、指定の数だけビーズを通す。変化のない8の字編みの場合は、左右のテグスに同じ数+一方のテグスに交差のための一粒(左図☆)を通すことになる。
【手順4】
交差のための一粒に反対側のテグスを交差させ、引き締める。たるみやゆがみのないことを確かめてから、次のステップへ進む。
【手順5】
【手順3】~【手順4】を繰り返し、必要な分だけ編む。
【応用】
交差するビーズが2粒になった場合。これもやり方はまったく同じなので、何個通し、何個で交差するのか、レシピをよく読むこと。
編み戻りの方法
編み終わったテグスの始末や、作品の強度をアップさせるテクニックです。細かい作業ですが、丁寧に行うことで仕上がりに大きな差がつきます。
【手順1】
編み戻りたい位置まで普通に編み進める。この時点で、たるみやゆがみ、ビーズの過不足がないかを最終確認しておく。
【手順2】
左右のテグスをすでに通したビーズにもう一度通しながら、反対方向に編む。
【手順3】
3~4回ほど交差するくらい編み戻れば、余分なテグスを切ってもほどける心配はない。できれば、編み進んできたのと同じだけ編み戻るのが理想。
テグスを結ぶと、ゆがんだり、引きつれたりすることがあるので、ガイドはできれば編み戻る方法をおすすめします。同じビーズに何度もテグスを通す場合は、ピンセットや毛抜きで押し込むようにするとうまく通せますよ。
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