不動産売却時のつなぎ融資で資金を確保!3つの方法でリスクも回避

住み替えをともなう不動産売却の際には、資金確保のためにつなぎ融資を利用する場合があります。つなぎ融資を利用することで、住み替え資金を確保しやすくなりますが、デメリットもあるため注意が必要です。

上手に活用するにはリスクを把握し、工夫して回避することが大切です。つなぎ融資とはどのようなものなのか、詳細まで理解して不動産売却に役立てましょう。

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不動産売却のつなぎ融資とは

つなぎ融資の利用を考えているなら、これがそもそもどのようなものなのかを知っておくことが大切です。つなぎ融資の特徴や使用するシーンを把握しておくと、不動産売却時にスムーズに活用できます。基礎知識を身につけて、つなぎ融資への理解を深めていきましょう。

住み替え先の購入資金を売却完了まで借入

つなぎ融資は、不動産売却と同時に新居を購入する、住み替えの際に使用します。新居の購入では初期費用である程度まとまった金額を支払わなければなりません。先に不動産を売却しているなら費用を捻出しやすいですが、新居を購入してから売却する場合は、支払いが難しくなることがあります。

この際に使用するのがつなぎ融資であり、売却までに支払う初期費用を、融資として借入をするものと考えましょう。

つなぎ融資の特徴

つなぎ融資は住宅ローンとは違い、借入をするのはあくまで新居購入の初期費用です。そのため、借入額が少なく、返済は一括が基本となります。

また、返済期間は半年から1年程度と短い点も、つなぎ融資の特徴として覚えておきましょう。金利はその時の金融情勢やローンを組む金融機関によって異なりますが、2~4%程度が相場です。

不動産売却でつなぎ融資を使うタイミング

住み替えでつなぎ融資が必要となるのは、先に新居を購入し、その後前の家を売却する買い先行の場合です。

  1. 新居を探す
  2. 新居の購入のための売買契約を結ぶ
  3. 新居購入の初期費用を支払う
  4. 前の家の売却活動を行う
  5. 前の家を売却するための売買契約を結ぶ
  6. 前の家の決済を受けて住宅ローンなどを返済する

買い先行の場合は、新居を購入してから前の家を売却するため、売却までに新居の初期費用を支払わなければなりません。この初期費用が自己資金によって捻出できない場合は、初期費用支払いの前につなぎ融資を受け、費用を支払います。

融資額は前の家の売却が完了し、決済を受けた際に返済することが一般的です。このとき前の家の住宅ローン残債がある場合は、つなぎ融資とまとめて返済します。

不動産売却時につなぎ融資を使う3つのメリット

不動産売却時につなぎ融資を利用するメリットとしては、次の3つがあげられます。

  • 理想の物件の買い逃し防止
  • 仮住まいの確保が不要
  • 不動産売却の期間に余裕

メリットを把握して、つなぎ融資にどのような魅力があるのかを知っていきましょう。

理想の物件の買い逃し防止

つなぎ融資を利用することで、購入したい家が見つかった時点で、素早く購入の申し込みができます。新居購入の初期費用が貯まるまで待つ必要がないため、理想の物件の買い逃しを防止できる点は大きなメリットです。

つなぎ融資を利用しない場合は、新居購入の初期費用を捻出できないなら、先に前の家を売って売却代金を得てから新居を購入しなければなりません。前の家が売れるのを待っている間に、理想の物件が売れてしまうこともあるため、買い逃しを防げるのは大きな魅力といえます。

仮住まいの確保が不要

仮住まいを確保せず、素早く新居の住み替えができることも、つなぎ融資を利用するメリットです。つなぎ融資を利用せず、前の家を売ってから新居を購入する場合は、新居を買うまでに仮住まいを確保しなければなりません。

仮住まいが必要な場合は、前の家から仮住まいへの引っ越しと、仮住まいから新居への引っ越しで2回分の引っ越し費用がかかります。また、賃貸物件に仮住まいするなら、敷金や礼金、住んでいる期間の家賃なども必要であり、総額すると数十万円から場合によっては100万円程度の費用がかかることもあります。

つなぎ融資を利用するなら、購入時の初期費用をスムーズに捻出できるため、仮住まいの必要がなく、引っ越し費用の削減が可能です。

不動産売却の期間に余裕

不動産売却を余裕を持って行えることも、つなぎ融資を利用する魅力です。つなぎ融資を利用するということは、基本的に新居を先に購入する買い先行のスタイルで住み替えを行います。

そのため、前の家の売却は新居を購入し、新生活を始めてからじっくり行えるため、売り急ぐ必要がありません。つなぎ融資の返済期間までに売却を完了させるというリミットはあるものの、売り先行よりも期間には余裕があるため、売り急ぎによる安値での売却を防ぐことができます。

不動産売却時につなぎ融資を使う4つのデメリット

魅力的なメリットが複数あるつなぎ融資ですが、デメリットもあることは理解しておきましょう。

  • 住宅ローンだけより高額な費用
  • 融資期間内に売却できないと追加の出費
  • 新居の返済計画が崩れる恐れ
  • つなぎ融資は住宅ローンより取り扱いが少ない

デメリットも正しく把握して、不動産売却時につなぎ融資を利用するかどうか、判断することが大切です。

住宅ローンだけより高額な費用

新居購入で住宅ローンを利用する場合は、つなぎ融資もあわせて利用することで、費用が高額になります。つなぎ融資の利用には手続き時に事務手数料や印紙税がかかります。また、金利は住宅ローンよりも高いため、利息の支払いが増えることは覚えておきましょう。

住宅ローンのみ利用して新居を購入したほうが費用は安いため、初期費用を抑えて住み替えをしたい人には、つなぎ融資の利用は不向きです。

融資期間内に売却できないと追加の出費

もし期間内に返済ができないと、遅延損害金を金融機関に支払わなければなりません。つなぎ融資の返済は、前の家の売却代金で支払うため、融資期間内に売却が完了しないと、追加で出費が出てしまうことはデメリットです。

つなぎ融資なしの場合よりも売却期間には余裕があるものの、融資期間内に売却を完了しなければならないという、タイムリミットがあることは覚えておきましょう。

新居の返済計画が崩れる恐れ

もし融資期間内の売却が難しく、売り急いで売却価格が低くなると、新居の住宅ローンの返済計画が崩れてしまう可能性があります。タイムリミットにはある程度余裕があるものの、売却に時間がかかりすぎて売り急ぐと、将来的なローンの返済に苦しむ可能性があることは、大きなデメリットです。

つなぎ融資は住宅ローンより取り扱いが少ない

そもそもつなぎ融資は住宅ローンよりも取り扱いのある金融機関が少ないため、融資の依頼先を見つけるために手間がかかります。新居購入で住宅ローンを組む金融機関が、つなぎ融資も提供しているとは限りません。

もしつなぎ融資の提供がないなら、別の金融機関でつなぎ融資を受ける必要があります。金融機関の選定に手間がかかり、場合によっては複数の金融機関との契約で手続きに時間がかかってしまうことも、デメリットとして覚えておきましょう。

不動産売却のつなぎ融資のリスクを回避する3つの方法

つなぎ融資によるリスクを回避するためには、売却方法を工夫することが大切です。

  • 優良な不動産会社でスムーズな売却
  • つなぎ融資以外の方法で資金を調達
  • 売り先行の不動産売却でつなぎ融資なし

リスク回避の方法を知り、失敗や損なく不動産売却を行いましょう。

優良な不動産会社でスムーズな売却

追加の出費をなくすには、融資期間内に不動産を売却することが大切です。優良な不動産会社に売却を依頼することで、短期間でスムーズに売ることができるため、業者の選定は慎重に行いましょう。

効率的に不動産会社を選定するには、一括査定サイトのすまいステップの利用がおすすめです。すまいステップは、一度に複数社から査定を受けられるため、効率的に売却の依頼先を選定できます。

また、サイト独自の基準で多数の優良な不動産会社と提携しているため、信頼できる業者をスムーズに探せる点も魅力です。

つなぎ融資以外の方法で資金を調達

買い先行で住み替えをするなら、つなぎ融資以外の方法で資金を調達するという選択肢もあります。少額融資のフリーローンなら、一括返済の必要がありません。そのため、融資期間内に売却を完了させる必要がなく、時間に余裕を持って売却活動に臨めます。

また、初期費用は融資によって捻出するだけではなく、親族から贈与を受ける方法もあります。年間110万円以内の贈与なら贈与税はかからないため、この範囲内で贈与を受けて初期費用を支払ってもよいでしょう。

売り先行の不動産売却でつなぎ融資なし

住み替え時に売り先行で不動産を売却するなら、つなぎ融資を受ける必要はありません。

  • 前の家の売却活動を行う
  • 前の家を売却して決済を受ける
  • 仮住まいに住んで購入する新居を探す
  • 新居の購入契約を結び決済をする

売り先行だと仮住まいは必要ですが、前の家の売却価格で新居を購入できるため、初期費用を捻出しやすいです。また、仮住まいで暮らしながらじっくり購入する新居を探すことができる点も魅力です。

売却のリミットが決まっていないため、時間をかけて売却活動を行うことができ、売り急ぎによる損失も回避できます。仮住まいは賃貸物件に住むほか、一時的に実家に住むなど、費用を削減する方法もあります。

不動産売却でつなぎ融資を申し込む流れ

つなぎ融資を申し込む流れは、次の通りです。

  1. つなぎ融資を使うべきか専門家に相談
  2. つなぎ融資を受ける金融機関を厳選
  3. 必要書類を用意してつなぎ融資の申し込み

上記の手順に従って手続きを進めることで、スムーズにつなぎ融資を受けられます。

つなぎ融資を使うべきか専門家に相談

住み替え時につなぎ融資を使うかどうかは、金融機関に相談することがおすすめです。つなぎ融資を取り扱っている金融機関なら、融資についての相談を無料で行えます。専門家のアドバイスを受け、つなぎ融資の利用の有無を決めると、負担を減らして住み替えをしやすいです。

また、つなぎ融資に向いているのは、売却しやすい不動産を持っている人や、理想の物件の買い逃しをしたくない人です。

反対に新居についての希望が少ない人や、売却が難しい不動産を所有している人は、つなぎ融資には向いていません。専門家に相談しながら自身の向き不向きも考え、つなぎ融資を利用するのか決めましょう。

つなぎ融資を受ける金融機関を厳選

つなぎ融資の利用を決めたなら、どの金融機関から融資を受けるか決めましょう。つなぎ融資を受ける金融機関は、次の条件で比較して決めることがおすすめです。

  • 金利
  • 手数料
  • 返済期間
  • 借入金額

金利や手数料はできるだけ低いほうが、コストを削減できてお得です。返済期間は家の売却期間から考え、余裕を持って返済できる金融機関を選びましょう。

借入金額は、購入する新居にかかる初期費用から考えることが大切です。初期費用を問題なく捻出できる借入額が選択できる金融機関なら、融資を受けて新居をスムーズに購入しやすくなります。

必要書類を用意してつなぎ融資の申し込み

つなぎ融資を申し込むには、通常の住宅ローンと同じように書類を提出して、審査を受けます。提出する書類は、次の通りです。

書類の種類詳細な書類
担保物件管理書類
  • 登記事項証明書
  • 公図
  • 地積測量図
  • 建物図面
  • 物件案内図(住宅地図)
  • 売買契約書
  • 媒介契約書
申込関係者書類
  • 世帯全員の住民票の写し
  • 写真付きの公的証明書
収入関係書類
  • 源泉徴収票
  • 直近年度分の確定申告書類

必要書類の詳細は金融機関によって異なることがあるため、申し込み前に確認しておきましょう。書類を提出し、審査に通ったなら融資を受けられます。

不動産売却でつなぎ融資は慎重に使おう

不動産売却時につなぎ融資を利用する場合は、本当に融資を受けるのか慎重に決めることが大切です。つなぎ融資にはメリットだけではなくデメリットもあり、使い方を間違えると損をするリスクがあります。

また、住み替え時にはつなぎ融資は必須なわけではなく、融資を受けずに住み替えをすることも可能です。特徴を把握し、必要性を検討した上で、利用するなら損をしないように工夫してつなぎ融資を受けましょう。

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