不動産の値引き交渉を受けたときはどうする?有効な対策を解説

不動産売却では、買主から値引き交渉を受ける場合があります。値引き交渉にどこまで応じるかは自身の売却希望価格を考慮して決めて構いませんが、値引きをしすぎると損をするため注意が必要です。

納得のいく条件で売却するためには、値引き交渉を受けた場合にどのように対処するかを知っておくことが大切です。値引き交渉の対処法や交渉された場合の応じ方などを知り、損をしない価格設定で不動産売却を行いましょう。

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不動産の値引きに関する基礎知識

不動産売却をするにあたっては、値引き交渉に関しての基礎知識を身につけておくことが大切です。値引きをする場合の相場価格やどのような不動産が値引き交渉を受けやすいのかなど、知っておくことはさまざまあります。値引きを開始するのに適したタイミングなども知り、基礎知識を身につけていきましょう。

値引きの相場は

不動産売却における値引きには、確定した相場があるわけではありません。実際にどこまで値引きするかは、希望する売却価格や買主との交渉によって決まります。

目安としては2,000万~3,000万円程度の不動産なら、値引きのタイミングで100万~200万円程度引くと考えましょう。

不動産の値引き交渉を受けるときの基準

値引き交渉に応じるときの基準としては、相場より高値に売り出し価格を設定していたり、売却期間を早めたいときなどです。そのため、売却期間に余裕があったり、売り出し価格を低めに設定していたりするなら、無理に値引き交渉に応じる必要はありません。

また、売り出し価格から値引きした直後なら、そこからさらに値引きをしなくてもよいでしょう。値引き交渉は絶対に受けなければならないわけではないため、タイミングに合わせて値引きするかを決めることが大切です。

値引き交渉を受けやすい不動産の特徴

売却する不動産の特徴次第では、値引き交渉を受けやすいことがあります。値引き交渉を受けやすい不動産の特徴としては、次のものがあげられます。

  • 相場よりも高い
  • 売り急いでいる不動産
  • 長期間売れ残っている
  • 劣化がひどく進行している家
  • 問題を抱えた土地

相場よりも高値で売り出されている不動産は、買主にとって割高であることから相場よりも高いと値引き交渉を受けやすいです。また、連続して値引きをしているなど、売り急いでいることがわかる不動産も、買主は値引き交渉がしやすいと感じます。

長期間売れ残っている不動産も、売主は早く売りたいと考えることから、値引き交渉を受けやすいです。その他建物や土地に問題があり、劣化が進行していたり、地盤不良などがあったりすると、それらを理由に値引き交渉を受けやすいと考えましょう。

値引きを開始するベストなタイミング

値引き自体はいつでもできますが、売り出し価格を下げるタイミングとしては、売却開始から3ヶ月程度がおすすめです。3ヶ月経っても売れない不動産は、そのままの価格で売り出し続けても買い手がつかない可能性が高いです。

値下げをしないと売却期間が伸びてしまうため、3ヶ月買い手がつかず、売れ残っているなら値引きを考えましょう。

不動産の値引き交渉に対する対策

不動産売却では、買主による値引き交渉が行われることが多いです。そのため、値引き交渉で失敗しないためにも、交渉された場合の対策を考えておく必要があります。

  • 売却活動開始直後の値下げには応じない
  • 交渉しやすい価格を設定する
  • 最低値引き額を想定しておく
  • 値引き額を上乗せした売り出し価格を設定する

対策は念入りに考えておき、値引きをする場合でも無理のない範囲で行い、損なく不動産を売却しましょう。

売却活動開始直後の値下げには応じない

売却活動開始直後に買い手がついた場合は、値下げに応じる必要はありません。売り出し直後から値引き交渉に応じてしまうと、さらに値下げができると勘違いされ、強引な交渉をされる可能性があります。

売り出し直後から買い手が現れるなら、そのままの価格で売れる可能性は十分にあるため、基本的には価格交渉には応じないようにしましょう。

交渉しやすい価格を設定する

売り出し価格は1,000万円や2,000万円などキリのよい数字にせず、交渉がしやすいように端数にしておくことがおすすめです。端数にしておくと、購入希望者に安いと感じさせやすく、端数を切るなどで値引き交渉にも応じやすいです。

キリのよい数字にすると、値引きにしても割高に感じやすくなるため、お得に見えるように端数設定で売り出しましょう。

最低値引き額を想定しておく

値引き交渉に応じるなら、最低値引き額を事前に想定しておくことが大切です。どれくらい値引きをするのかを事前に決めておかないと、買主に求められるままに値引きをしてしまい、損をする可能性があります。どこまで下げるのか、最低のラインは売却前に決めておき、それ以上の交渉は受けないようにしましょう。

値引き額を上乗せした売り出し価格を設定する

不動産売却では値引き交渉をされることがほとんどであるため、基本的には値引きを考慮して売り出し価格を設定することが大切です。売却希望価格を売り出し価格にしてしまうと、値引き交渉の結果、希望する金額で売れなくなる可能性があります。

最初にある程度値引き分を想定し、その分を上乗せした金額で売り出すことで、値下げをしても希望に近い金額で売りやすくなります。

不動産の値引き交渉に応じるときのポイント

値引き交渉に応じる際には、いくつか覚えておきたいポイントがあります。

  • 不動産会社から情報を集める
  • 買主から買付証明書をもらう
  • 買主の条件を先に提示してもらう
  • 売り出し価格を見直す

ポイントを把握しておくことで、無理なく値引き交渉に応じることができ、損をせずに不動産を売却しやすいです。

不動産会社から情報を集める

値引き交渉をしてきた買主には、どのような事情があるのか不動産会社から情報を集めておきましょう。なぜ買主が値引きを求めるのか、事情を把握しておくことで交渉に応じるべきかどうかが判断しやすいです。

単にお得に買いたいと思って値引きを求めているだけなら、無理に応じる必要はありません。あと少し下がれば買うなど、確証がある場合は、無理のない範囲で値下げを検討するとよいでしょう。

買主から買付証明書をもらう

買主に買付証明書を作成してもらうことで、購入が確実になり、値引き交渉にも応じやすいです。口約束で購入の意思を示されたとしても、買主が本当に買ってくれるかはわかりません。

値引き交渉に応じたものの、購入をキャンセルされたり、お互いの認識の違いで売却価格を理由にトラブルが発生したりする可能性があるため、買付証明書を作成してもらうことがおすすめです。

買主の条件を先に提示してもらう

値引きに応じることを前提とするなら、買主に先に条件を提示してもらうことがおすすめです。買主の条件を聞くことで、どこまで値引きをするとよいのかが、スムーズに判断できます。

もし、自身で値引きしようと思っていた金額よりも、買主が提示する条件のほうが高額なら、買主の条件を優先することでお得に売却できます。買主の条件を先に聞かずに値引きすると、相手が求める以上に割引をしてしまい、売主が損をすることもあるため注意しましょう。

売り出し価格を見直す

購入希望者が現れてから値引き交渉に応じるだけではなく、売り出し価格自体を見直すこともおすすめです。売り出し価格が相場からかけ離れて高いと、値引き交渉に至る前に、不動産に興味を示してもらえない可能性があります。

売り出し価格を相場に近いものに見直すことで、購入希望者を見つけやすくなり、無理な値引きをせずに売れる可能性も高くなります。売り出し価格を見直す際には、不動産会社からの査定価格を参考にすることがおすすめです。

査定価格は不動産会社によって異なるため、複数社から査定を受け、それぞれ比較しておきましょう。複数社から査定を受けるには、一括査定サイトがおすすめです。

一括査定サイトのすまいステップは、物件情報を一度登録することで、複数社から査定を受けられます。効率的に査定価格を比較できるため、売り出し価格の見直しもしやすいでしょう。

不動産の値引き交渉に関する注意点

不動産の値引き交渉については、さまざまな注意点があります。

  • 値引きしたくないなら無理に応じる必要はない
  • 契約直前の値引きは受け入れない
  • 複数回の値引き交渉には応じない
  • 引き渡し時期の交渉をセットで行う

交渉によって損をしないためにも、注意点は正しく把握しておきましょう。

値引きしたくないなら無理に応じる必要はない

不動産売買では、ほとんどのケースで値引き交渉が行われます。しかし、売主は値引きに応じる義務はないため、金額を下げたくないなら無理に応じる必要はありません。

適正価格で売り出しており、不動産の条件もよいなら値引きせずとも売れる場合はあります。値引きは必須ではなく、あくまで必要に応じて行うものと考えましょう。

契約直前の値引きは受け入れない

値引きをするのは買付証明書を受け取るタイミングか、買主の住宅ローンの事前審査通過後がおすすめです。契約直前の値引きを受け入れてしまうと、ローンの融資額が変わるなどで手続きが複雑になりやすいです。値引き交渉は内覧の時点で済ませておき、直前になって大幅に金額を動かさないようにしましょう。

複数回の値引き交渉には応じない

値引き交渉は基本的には一度で済ませることが大切であり、複数回の交渉には応じないようにしましょう。何度も交渉に応じると、求めればどこまでも値下げができると思われてしまい、強引な交渉をされる可能性があります。一度値下げをした後は金額を動かさず、それ以上を求められる場合は断ることが大切です。

引き渡し時期の交渉をセットで行う

値引き交渉は、引き渡し時期の交渉とセットで行うと、スムーズに契約内容をまとめやすいです。いつ引き渡しをするかは契約時に定め、特に設定がない場合は決済と同日になります。

決済と同日の引き渡しで問題ないなら無理に交渉する必要はありませんが、引き渡しの日時を定めたい場合は、価格交渉時にまとめて話し合っておきましょう。

値引き交渉の対策をして不動産売却を成功させよう

不動産を理想とする条件で売りたいなら、値引き交渉の対策をしておくことが大切です。値引き交渉は必ず応じなければならないわけではありませんが、ある程度買主の条件をのむことで、スムーズに売りやすくなります。

好条件での売却を成功させるには、値引きをする場合に備えていくらまで下げるのか、あるいは下げないのかを決めておくことが大切です。売買では基本的に値引き交渉をされるものと考え、どれくらいまで下げても損をしないかを決めた上で、売却条件を設定しましょう。

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